3年目のIJIE、信大の状況報告。産学官金融連携

【インタビュー】プログラム共同代表者:角田 哲啓/学術研究・産学官連携推進機構・特任教授

科学技術振興機構(JST) 大学発新産業創出基金事業 「スタートアップ・エコシステム共創プログラム」

社会を変える大学発のスタートアップを創出する地域プラットフォーム(IJIE)

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甲信・北関東地域47団体で2024年に設立、その後86団体に拡大、GAPファンドプログラムの採択状況(信大関連)を中心とした現在のIJIEの活動をプログラム共同代表者:角田 哲啓/学術研究・産学官連携推進機構・特任教授のインタビューでお届けします。

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事業の中心となる、IJIE-GAPファンドプログラムの基本構成。起業シーズ育成フェーズと事業化検討フェーズにそれぞれインパクトビジネス枠を設け、地域課題解決型の少額ファンドを設けたのはIJIEプログラムの大きな特徴で、全国でも評価されている。

IJIEは、甲信・北関東の9大学の特色ある研究成果・技術シーズに基づく起業を地方自治体、地方銀行等との連携により推進し、地方型スタートアップ創出・成長加速エコシステムの共創を実現するプラットフォームです。

参画大学と、地域のステークホルダーの連携による課題解決力と地域貢献の実績を軸に、ベンチャーキャピタル、先進地域との連携を通じて、社会を変える地方発のスタートアップを創出するため、2024年に設立されました。参画大学の研究者や学生が、事業化推進機関、経営者候補人材等と連携して実施する研究開発・実証試験等を支援するスタートアップ創出プログラム(IJIE-GAPファンドプログラム)を提供しています。設立以降、地域に独自のイノベーションエコシステムを構築することにより、スタートアップと地域産業との融合・連携により新たな付加価値と雇用を創出し、本地域の活性化と経済発展に貢献することを目指して、規模を拡大させながら進化を続けてきました。事業を開始した2024年2月から2年半が経過し、事業期間の折り返し地点を過ぎた今、今日に至るまでの組織の歩みや、これから目指す先についてお伝えします。

Special Interview 3年目のIJIE、信大の状況報告。

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プログラム共同代表
信州大学学術研究・産学官連携推進機構・特任教授
角田 哲啓

―3年目なのでおさらい感がありますが、スタートアップ支援プラットフォームIJIEの特徴を伺います。

IJIEは、大学発の研究シーズをスタートアップ(新しい技術や独創的なアイデアを活かして急成長を目指す企業)につなげるための地域プラットフォームです。信州大学を主幹機関として、山梨大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、自治医科大学、埼玉医科大学、東洋大学の7大学と信州TLOがスタートアップ創出共同機関として名を連ねており、自治体や金融機関、民間企業等含めて計86機関が参画(2026年8月時点)しています。

経産省や自治体によるスタートアップ支援事業とは異なり、大学の先進的な研究成果を活かし、世界規模の社会問題の解決を目指すディープテック系スタートアップ支援に特化している点が当組織の特徴といえます。

現在、同様のかたちのプラットフォームは全国に9つあります。北海道、東北、首都圏、中京、関西、中国、九州で7つのプラットフォームが先に立ち上がって、その後、甲信北関東と北陸のプラットフォームが遅れて立ち上がったという経緯です。

―2024年からこの2年半でIJIEは組織的に拡大、連携先も増えたと伺いましたが…

2024年の設立当初は、本学を主幹機関とし、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、山梨大学、自治医科大学と、信州TLOの7団体だったIJIEですが、その後、埼玉医科大学、東洋大学が加わって、さらにその後、2026年6月に公立諏訪東京理科大学も新たに加わり、現在の構成となりました。

このように複数組織が連携し、プラットフォームの規模を拡大させるメリットとしては、やはり単独の大学では提供が難しい支援が実現できるという点が大きいです。束になることで、1つの大学で持ちえなかったGAPファンド(※)のメニューを持つことができますし、大学の研究シーズのプールも拡大します。さらに、競争が生まれ、そこで勝ち残った質の高い研究がスタートアップ支援を受けられるという好循環が働きます。

なお、2025年6月には、内閣府が推進する「スタートアップ・エコシステム拠点都市」において、新潟県・長野県が連携したコンソーシアム「Regional Nexus Hub」が、スタートアップ・エコシステムの中核拠点として採択されました。本学は、同コンソーシアムにおいても、長野県側の推進組織のコアメンバーとして参画しています。

(※)GAPファンド:大学などの基礎研究と、起業の間に生じる「資金の空白」を埋めるための支援金

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参画機関86機関に拡大したIJIE(2026年8月現在)
●主幹機関
信州大学
●SU創出共同機関
山梨大学、宇都宮大学、群馬大学、埼玉大学、自治医科大学、
埼玉医科大学、東洋大学、公立諏訪東京理科大学、信州TLO
●協力機関
(大学等) 10大学等
(自治体) 11自治体(5県、6市)
(金融機関) 地域金融機関、メガバンク等 全11機関
(民間企業) VC、アクセラレータ含め 全44社(※重点的に強化中)

IJIE-GAPファンドプログラム採択一覧と対象期間(信大関連を抜粋:2026年8月現在)

採択年度研究代表者・役職ステップ枠研究開発課題名2024年度2025年度2026年度2027年度2028年度2029年度
上期下期上期下期上期下期上期下期上期下期上期下期
2024 朴 虎東信州大学学術研究院(理学系) 教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 水中スピーカーの低周波振動を応用した有害アオコ制御装置の実用化
2024 柴 祐司信州大学学術研究院(医学系)/先鋭領域融合研究群 バイオメディカル研究所 教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 自家細胞を用いた心筋再生治療の実用化開発
2024 小笠原 慎治信州大学学術研究院(理学系) 助教 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) スマートインフルエンザウイルスを用いた肺疾患のウイルス療法
2024 大塚 隼人信州大学先鋭領域融合研究群 先鋭材料研究所 助教 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) オンデマンド富化酸素供給用の高速気体分離膜材料の開発製造
2024 山田 充彦信州大学医学部循環器内科学教室 特任教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) βアレスチンバイアスアゴニストの小児心不全治療薬としての社会実装
2024 渡部 広機信州大学大学院 総合理工学研究科 生命医工学専攻 博士後期課程4年 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) インクジェット超瞬間凍結法に基づく血小板凍結保存のスケールアップ技術開発およびその機能評価と市場調査
2024 浅見 崇比呂信州大学理学部 特任教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 誘引化合物による陸生貝類防除法および食用軟体促進剤の開発
2024 遠藤 守信信州大学アクア・リジェネレーション機構 特別栄誉教授 ステップ2 スタートアップ枠(プレ) 超超低圧で駆動する超高速水逆浸透膜・モジュールの製造・販売事業に向けたフィージビリティスタディ
2024 天野 良彦信州大学学術研究院(工学系) 教授 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード+α) アップサイクル用水熱・酵素技術を活用した地域資源循環による新規産業創出
2025 酒井 俊郎信州大学学術研究院(工学系) 教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 乳化剤を使用しない新規乳化技術「エフィ」の社会実装に向けた食品市場での実証と顧客開拓
2025 後藤 蓮信州大学大学院 総合理工学研究科 生命医工学専攻 博士課程2年 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 見守り・安全支援分野に向けた超撥液レンズモジュールのソフトウェア提供型事業の構築
2025 新藤 隆行信州大学学術研究院(医学系) 教授/医学部医学科循環器病態学教室 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 腫瘍微小環境を再構築し、転移を断つ―難治性がんに挑む創薬戦略
2025 照月 大悟信州大学学術研究院(繊維学系) 准教授/繊維学部 機械・ロボット学科 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 命の匂いを捉える:蚊の嗅覚を活用した災害現場向けヒト臭センサの開発
2025 古山 通久信州大学アクア・リジェネレーション機構 教授 ステップ1 スタートアップ枠(プレ) 多元素ナノ合金データベースを基盤とした材料創製支援プラットフォーム
2025 小松 一弘信州大学学術研究院(工学系) 教授/工学部 ステップ1 インパクトビジネス枠 資源回収・分散型生活排水処理システムを起点とするWater Initiative Circular Economy事業開発
2025 飯尾 昭一郎信州大学学術研究院(工学系) 准教授/工学部 ステップ1 インパクトビジネス枠 地域に眠る水力エネルギーを活用する地域共創による新しい水力発電事業の創出
2025 大塚 隼人信州大学先鋭領域融合研究群 先鋭材料研究所 助教 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード) 巨大CO₂排出削減能(1億トン/y)をもつ超高速気体分離膜モジュール/オンサイト酸素富化装置の開発
2025 山田 充彦信州大学医学部 特任教授 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード+α) βアレスチンバイアスアゴニストの小児心不全治療薬としての社会実装
2025 小笠原 慎治信州大学学術研究院(理学系) 助教/理学部生物学コース 助教 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード+α) スマートインフルエンザウイルスを用いた肺疾患のウイルス療法
2025 柴 祐司信州大学医学部 教授 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード+α) シングルセル自家iPS細胞由来心筋移植による心臓再生
2025 浅見 崇比呂信州大学理学部 特任教授 ステップ2 インパクトビジネス枠 誘引フェロモンによる害貝防除ツールの開発と事業化
2026 山口 昌樹信州大学学術研究院(繊維学系) 教授/繊維学部 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード) 見守り・安全支援分野に向けた超撥液レンズモジュールのソフトウェア提供型事業の構築
2026 新藤 隆行信州大学学術研究院(医学系) 教授/医学部医学科循環器病態学教室 ステップ2 スタートアップ枠(スタンダード+α) 腫瘍微小環境を正常化し、難治性がんを完治に導く革新的治療薬の開発
2026 酒井 俊郎信州大学学術研究院(工学系) 教授 ステップ2 インパクトビジネス枠 乳化剤フリー乳化技術の量産基盤を活用したソフトカプセル実装

―GAPファンドプログラムの内容について伺います。特にインパクトビジネス枠は地域枠としてどのような役割を果たしているのでしょうか

IJIEのGAPファンドプログラムは、起業シーズ育成フェーズ(ステップ1)と、事業化検討フェーズ(ステップ2)の2つのフェーズから構成されており、さらにその中に、通常のスタートアップ枠と、インパクトビジネス枠の2種類がそれぞれあります。

この“インパクトビジネス枠”は、全国に先駆けてIJIEが始めた仕組みで、「地域・社会課題の解決」を目標に掲げるスタートアップを支援するための枠組みです。信州大学をはじめ、地方国立大学では、“地域貢献”を大学の重要なミッションとして掲げています。もともと地域との連携が強いという背景もあることから、GAPファンドプログラムを進めるなかでも、“地域課題解決”というテーマを掲げるテーマが多く出てきました。ただ、そのようなスタートアップは、他と比べるとどうしても企業の“成長度”という点においては劣りがちです…。しかし、そもそもIJIE自体が地方国立大学を中心とする組織であり、地域を支える立場として、成長度のみを評価するのではなく、地域課題解決に取り組む事業支援することを通じて地域に貢献したいという想いから、こうした特別枠を設けています。

この取り組みはJSTのスタートアップ・エコシステム共創委員からも高い評価を受けており、他地域のプラットフォームでも、同様の枠組みを設けるところが増えています。

―事業内容はどのような観点で評価されているのでしょうか?プログラムの採択状況についても教えてください

採択にあたり、審査員は外部の専門家に委嘱しています。スタートアップ枠については、ベンチャーキャピタルや、シンクタンクの方などが中心に審査委員を務めているのに対し、インパクトビジネス枠においては、銀行や自治体の方なども入れて、地域課題解決という観点で審査しています。

審査においては、どのような社会課題をとらえ、顧客候補を設定しているのか、ニーズをきちんと特定してソリューションが検討できているのか、それがどういうビジネスモデルとして成立するのかなどを検討しています。成長のために市場をどのようにとらえているのかが重要な観点となりますが、大学の先生お一人では、そうしたところまですべて準備するのが難しいため、どのようなチームで事業を実施するのかも重要な評価ポイントとなります。

GAPファンドの採択状況は、前頁の図の通りです。2025年においてはステップ1で6件、ステップ2で3件が採択されており、そのうち信州大学における採択状況としてはステップ1が2件、ステップ2が1件採択されました。

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2026年3月さいたま新都心で行われたGAPファンド採択者を支援する主要イベント「IJIE DemoDay2026」の様子。IJIE-GAPファンドプログラムに採択された研究課題と成果を披露する機会を提供しピッチに興味を持った参加者とGAPファンド採択者をシームレスにマッチングできる体制を整えている。

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―インパクトビジネス枠においてはどのような事例が採択されていますか

インパクトビジネス枠において事業をビジネスとして成立させるには、ごく狭い特定の地域課題に対してのみ適応するというのではビジネスが成り立ちません。特定地域の課題ではなく、同じような規模の地域にロールモデル化できるような案件であることが重要となります。

2025年度にインパクトビジネス枠で採択された信州大学の事例を2つご紹介します。ステップ1においては、信州大学学術研究院(工学系)飯尾昭一郎准教授による、「地域に眠る水力エネルギーを活用する地域共創による新しい水力発電事業の創出」事業が採択されました。小水力発電事業を通じて、資源の循環と地域活性化を叶えることを目指す本事業では、持続的で信頼性の高い水力発電システムを実現し、発電収益を地域に還元、地域振興や次の発電所建設への再投資に活用する計画です。

またステップ2においては信州大学学術研究院(理学系)浅見崇比呂特任教授による「誘引フェロモンによる害貝防除ツールの開発と事業化」が採択されました。これは、カタツムリを始めとするマイマイ類が分泌する代謝産物から導いた誘引フェロモンによって、農業を脅かす害貝被害を解決するための持続可能な駆除ツールを開発し、検証実験を行うというものです。

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(左から)信州大学発スタートアップ認定時の中村宗一郎学長と株式会社信水 代表取締役 池田大助氏、株式会社信水取締役COO 藤重雅嗣氏、遠藤守信特別栄誉教授

―直近では、「株式会社信水」が信大発スタートアップに認定されたと伺いました

RO膜(※)およびモジュールなどの製造・販売を手がける「株式会社信水」が、2026年8月に信州大学発スタートアップに認定されました。世界の水課題解決を目指す同社では、アクア・リジェネレーション機構遠藤守信特別栄誉教授の研究チームが開発したナノ材料RO膜等の社会実装を推進しています。

IJIE-GAPファンドプログラム2024においてステップ2に採択され、創業にいたりました。

26社目となる信大発スタートアップに認定された同社では、最短で2033年の新規上場を目指しています。誰もが安全な水にアクセスできる社会の実現に向けて、世界各地の浄水器メーカーなどとの共同開発も行う予定です。

※RO膜:水中の不純物をろ過する非常に細かい特殊なフィルター

―この2年半でどんな支援イベントを開催されましたか?

毎年IJIE主催のもと様々なイベントを行っています。代表的なところでいえば、2026年3月に行った「IJIE DemoDay2026」があります。IJIEのGAPファンドプログラムで2025年度に採択された全研究課題について、採択者が成果や事業を紹介するという内容です。限られた短い時間の中で自分のやりたいことと、求める資金支援をまとめて発表することで、投資をひきだすマッチングの場として機能しています。また、対投資家だけでなく、経営者候補人材とのマッチングも、支援機関と連携して行っています。研究が得意な先生が、必ずしも経営を得意とするわけではないためです。外部のCXO人材をご紹介するための現地での交流イベントや、オンライン上でのマッチングイベントも実施しています。

―IJIEは残る事業期間で何を目指しますか。今後のビジョンを教えてください

2026年度からは、各大学の起業支援人材では対応が難しい、高度な専門性が求められる相談に対応できるように、公認メンター制度を整備しました。公認メンターには法務、会計、資金調達、知財等の専門家が揃っています。専門的な知見から助言をいただくことで、大学発スタートアップの創出・成長を加速させたい狙いです。

2024年2月の事業開始から2年半が過ぎ、事業終了の2028年3月まで、折り返し地点を過ぎましたが、プラットフォームの活動として一番の目的は、何よりも大学の研究成果の出口作りです。研究の成果によって、大学に資金が還元するような仕組みを実現したいと考えます。5年間の事業期間が終了した後にはIJIEという組織自体の自立が求められます。これまでの活動を継承できるよう、趣旨にご賛同いただける金融機関や企業の支援を受けながら活動をなんとか継続させたいと考えています。

COLUMN

信州TLO、IJIEに共同機関として参画 ―技術移転のノウハウを大学発スタートアップ支援へも展開-

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大学の枠を越えて培ってきた技術移転力

信州TLOは設立から20年以上、信州大学の研究成果と企業ニーズを結ぶ技術移転に取り組んできました。信州大学の支援に徹する一方、2008年頃からは東京理科大学・千葉大学・筑波大学と大学の研究成果を協力して企業に紹介する活動を行い、2015年の北陸新幹線延伸を機に北陸先端科学技術大学院大学・金沢大学・富山大学・埼玉大学とも連携する「かがやきプロジェクト」を展開しました。こうした複数大学との連携実績が評価され、文部科学省のイノベーションマネジメントハブ形成支援事業にも採択されています。今回のIJIEへの参画も、この積み重ねの上にあります。

技術移転の知見をスタートアップ創出へ

研究成果を社会に届ける道は、既存企業への技術移転だけではありません。大学発スタートアップという選択肢も有効です。信州TLOは、長年技術移転を本業としてきたからこそ得られたノウハウを、起業支援にも展開することが重要だと考えています。IJIEへの参画を通じて、IJIE参画大学のシーズ発掘や各大学の支援人材と協力しながら、『技術移転』と『大学発スタートアップの起業』という二つの手段を組み合わせて研究成果の社会実装を進める体制づくりに取り組んでいきます。

株式会社 信州TLO 代表取締役 大澤 住夫 氏

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