川田 悠介

川田 悠介
教員氏名 川田 悠介
職名 助教
所属 看護学専攻
経歴 岡山大学医学部保健学科看護学専攻を卒業後、岡山大学で看護師として9年間勤務。 その間に岡山大学大学院博士前期課程を修了。2020年4月より保険学科看護学専攻の助教に着任。

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子どもの成長・発達はおもしろい!個別性あふれる1人1人の変化を共に

これまで先天性心疾患(心臓や大血管に生まれつきにある何らかの異常)を抱える子どもとその家族の看護を多く経験してきました。
先天性心疾患では、子どもは出生直後から生命の危機にさらされ、家族の心理的混乱も大きいことが特徴にあります。手術や慢性的な治療が必要な場合も多く、看護が担う役割は非常に重要です。こう述べると、いいイメージが湧かないかもしれませんが、子どもたちは日々その子なりに成長発達しながら、一生懸命に療養生活を送っています。
先天性心疾患の子どもと家族の苦痛が少しでも緩和されるためにはどうすればよいか、どんな支援があればよりよい生活を送ることができるかを研究しています。
先天性心疾患で幼児期に手術を受けた男の子 外来で会うたびに大きくなって中学生に

研究から広がる未来
先天性心疾患の患者様は100人に1人と言われており、比較的多い疾患です。自然に治癒するものから、複数回手術が必要なものまで重症度は多岐にわたります。子どもたちやご家族は各々の課題に直面し、つらいこともあると思います。そのつらいことを少しでも減らし、課題を乗り越えられるように支援ができることで、子どもたちの笑顔が増えればうれしく思います。
「全国心臓病の子どもを守る会」が作成している書籍のご紹介です

卒業後の未来像
看護師として一度子どもたちと関わっていただければ、子どもの持っているパワーに驚きと感心が湧くと思います。子どもの成長・発達を子どもと家族と共に感じられ、支援していける小児看護いかがですか?