小宅 一彰

小宅一彰
教員氏名 小宅一彰
職名 准教授
所属

理学療法学専攻

経歴

山形県立保健医療大学卒業。信州大学大学院修了(博士・保健学)。理学療法士として回復期病院に勤務後、日本学術振興会特別研究員(DC2)、国際医療福祉大学教員を経て2019年より現職。

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身体活動を核に、疾病予防まで包括的に
支援するリハビリテーションを目指して

リハビリテーションの主要な治療手段は身体活動です。スキルトレーニングとしての身体活動には、できないことをできるようにする機能回復の効果があります。また、フィットネストレーニングとしての身体活動では、疾病リスクを低減させる効果が期待できます。そこで、身体活動を核とし、機能回復に留まらず、疾病や重症化の予防まで包括的に支援するリハビリテーションの構築に向けて研究しています。いかにして身体活動を促すかの課題解決に向けて動機づけ研究、疾病発症リスクの把握や治療効果判定のバイオマーカーとして循環機能研究に取り組んでいます。年齢や疾患を問わず、すべての人々の健康に資するエビデンスの創出を目指します。

「回復の実感」、「明確な目標設定」、「生活に関係する訓練」は、患者さんと医療者の双方が重要と考える動機づけ要因
Oyake et al., Commun Med(Lond). 2023

研究から広がる未来

動機づけ研究では、心理学だけでなく、患者さんの意見や医療者の経験知に基づき、患者さんの活動意欲を高めリハビリテーション治療への取り組みを促す具体的な仕組みづくりを目指しています。循環機能研究では、起立時に血圧が大きく低下する起立性低血圧に着目しています。起立性低血圧は重篤な疾病の発症リスクを高めることから、その予防や治療により、将来の疾病発症を予防できるか検証します。

仰向けから座る姿勢に起き上がるときの血圧変化から起立性低血圧の有無を判定する新しい評価手法の開発
Oyake et al., J Hypertens. 2023

卒業後の未来像
リハビリテーションというとケガや病気の後の治療というイメージが強いですが、今後は予防への取り組みが益々重要になります。大学卒業後は、大学院にも進学し、高度な知識と技術を身に付け、すべての人々の健康に貢献できる理学療法士を目指してください。
下半身の圧迫で心拍数が低下する自律神経メカニズムの理解
Oyake et al., Front Physiol. 2024