近藤 協子
教員氏名 | 近藤 協子 |
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職名 | 助教 |
所属 | 看護学専攻 |
経歴 |
2013年 名古屋大学卒業 看護師として6年間勤務 2019年 信州大学着任 2022年 信州大学大学院修士課程修了 |
病院と地域が協力して 患者さんを支える体制を作る
私は脳神経外科病棟で働いていた時に、麻痺などの後遺症を抱えたまま退院される多くの患者さんと出会い、その後の生活を支える仕事がしたいと思って訪問看護師になりました。そして、住み慣れたご自宅でご家族と共に生活することの大きな意味と、病院とは異なる環境で療養することの難しさを学びました。
入院前から入院中、さらに退院後も患者さんの生活は続いていきますが、ほとんどの看護師はその中の一場面にのみ関わります。そこで重要になるのが「連携」です。病院と地域がシームレスに連携し、患者さんとご家族の生活を支える仕組みを作るための研究に取り組んでいきたいと思っています。
地域包括ケアシステムとは?
出典:厚生労働省ホームページより
出典:厚生労働省ホームページより
研究から広がる未来
植込型補助人工心臓を装着した患者さんの在宅療養支援について研究しています。
植込型補助人工心臓は重症心不全患者の在宅療養を可能にした医療機器です。装着者数は年々増えていますが、装着者の社会復帰には未だ様々なハードルがあります。「自宅で療養できること」の次は「その人らしく生活できること」を目指して、支援体制を構築していく必要があります。
植込型補助人工心臓
出典:ニプロ(株)ホームページ
出典:ニプロ(株)ホームページ
卒業後の未来像
少しずつでも学び続けることが大切だと思っています。色々なことに興味を持ち、どんどんチャレンジし、多くの人と出会って視野を広げてください。自分なりのやりがいを持って、生き生きと働く看護師になってほしいと思います
シミュレーターを用いた周術期看護の演習