岡野 怜己

| 教員氏名 | 岡野 怜己 |
|---|---|
| 職名 | 助教 |
| 所属 | 理学療法学専攻 |
| 経歴 | 2011年信州大学医学部保健学科卒業 2021年信州大学大学院総合医理工学研究科博士課程修了(保健学) 2025年より信州大学に着任 |
デュシェンヌ型・ベッカー型筋ジストロフィー患者の
標準的リハビリテーションプログラムの確立
筋肉が壊れやすく、進行性の筋力低下を示す筋ジストロフィー患者のリハビリテーションについて、以下のテーマを研究し、エビデンスの構築と標準的リハビリテーションプログラムの確立を目指しています。
①上限運動量の定量化:筋への過負荷を避けるため、乳酸を指標として運動量を設定できるか検討しています。②筋力トレーニングの効果検証:神経筋電気刺激(NMES)を用いた筋力トレーニングの安全性と有効性の検証を行ない、プロトコールの開発に取り組んでいます。③自然歴調査:寿命の延長に伴い、運動機能に加えて就学・就労などの社会生活にも視野を広げた調査を行い、生活の質の向上と継続的な支援の実現を目指しています。
①上限運動量の定量化:筋への過負荷を避けるため、乳酸を指標として運動量を設定できるか検討しています。②筋力トレーニングの効果検証:神経筋電気刺激(NMES)を用いた筋力トレーニングの安全性と有効性の検証を行ない、プロトコールの開発に取り組んでいます。③自然歴調査:寿命の延長に伴い、運動機能に加えて就学・就労などの社会生活にも視野を広げた調査を行い、生活の質の向上と継続的な支援の実現を目指しています。
血中乳酸測定の様子
研究から広がる未来
呼吸器管理をはじめとした治療の進歩により、筋ジストロフィー患児(者)の平均寿命は飛躍的に延長しています。身体機能を維持し、自立した日常生活を送るための有効なリハビリテーションプログラムの確立に向け、良質なエビデンスを蓄積していくことは、今後ますます重要となる筋ジストロフィーのお子さんとご家族のQOLの向上に貢献できると考えています。
高強度運動後の乳酸値のピークは、血中乳酸(BLA)の方が唾液乳酸(SLA)よりも先にピークが来て、少しタイムラグがある
卒業後の未来像
研究活動を通して得られる知識や技術は多岐に渡ります。臨床上の気付きや課題から適切な研究課題を設定し遂行する能力、他者と協働して問題解決に取り組む能力などは、卒後研究職や大学教員、医療機関や福祉施設での勤務にも活かすことが出来ると思います。
筋の収縮様式の違いは電気刺激を用いた筋力トレーニングにおいて安全性と有効性に影響を与えるか