中山 佳子

中山 佳子
教員氏名 中山 佳子
職名 教授
所属 看護学専攻
経歴

信州大学医学部医学科卒業、医学博士。小児科医師。
2022年から信州大学医学部 保健学科教授。
専門は小児消化器病。特に小児內視鏡、炎症性腸疾患、遺伝性消化管腫瘍。

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小児期に発症する慢性疾患や難病、成人への移行医療を含めた小児看護研究

少子化が進み、こどもを育てる環境が多様化するなか、小児医療・母子保健を担う医療者への期待は、一層高まっています。高度専門化したチーム医療の中核を担う医療者の育成、エビデンスに基づく標準的医療の普及が、こども達の明るい未来に貢献すると信じています。 私は小児科医として小児医療全般に従事し、現在はこどもの消化器内視鏡診療を専門とする小児消化器病医として教育、研究に携わっています。便秘やアレルギーなど小児によくある疾患から、炎症性腸疾患や遺伝性消化管腫瘍など希少疾患まで、こどもとご家族に良質な医療の提供を目指します。また、慢性疾患を持つこどもの移行医療の支援にも、多職種が連携し積極的に取り組んでいます。

Orange Balloon Project
小児IBD移行期支援の会を多職種が協力し開催
2021年からはCOVID19感染禍でオンラインにて
研究から広がる未来

診断や治療法が確立していない難病をもった小児患者さんがたくさんおられます。慢性疾患を治療しながら、年齢相応の日常生活を過ごし、成人へと成長していくこどもと家族を支えていきましょう。新たな治療を待っているこども達に、未来を届けましょう。こどもの明るい笑顔とともに、一緒に研究に取り組みましょう。

末梢神経電気刺激装置.JPG
遺伝性消化管過誤腫性腫瘍研究班ホームページ
卒業後の未来像

チーム医療のなかで、より専門的な知識と技術を持つ看護師等のニーズが高まっています。認定看護師や認定カウンセラーを目指し、研究をしてみませんか。

エビデンス構築
チーム医療で安心、安全な小児内視鏡検査を提供