芳賀 亜紀子

芳賀 亜希子
教員氏名 芳賀 亜紀子
職名 講師
所属 看護学専攻
経歴 長野県松本市出身
助産師 病院勤務
2006年保健学科着任
信州大学医学系研究科保健学専攻修了(保健学博士)

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つながる子育てを目指して
「父親・母親になる」ことを支える方法の研究

少子化や核家族化、そして地域のつながりが薄いことから、現代の女性は自分自身の妊娠・出産で初めて赤ちゃんに触れることが多く、子育てを不安に感じる方や戸惑う方が多いと言われています。
人と人とのつながり、地域とのつながり、妊娠前からのつながり、妊娠してから出産までのつながり、出産してから子どもが大きくなるまでのつながりを持ち、孤立しない子育て環境を整える研究をしています。「男性が父親になる、女性が母親になる」ことを支え、また、親と子のきずなが深まり虐待予防へとつながるケアの探索とエビデンスの構築をしています。
専門は、助産学、母性看護学です。
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【パパとママと赤ちゃんのための講座~妊娠期~】
講義形式で知識を得て、演習で技術を学ぶ。
実際に練習しておくと、パパの取組みが異なる。
研究から広がる未来
妊娠中から出産後まで継続して子育てについて学ぶ場として年に1回程度、「子育て講座」を開催しています。
男性は父親になるために、女性は母親になるためにどのような準備をして行ったら良いのか、また、子どもの成長に合わせた内容を学びます。専門家が支援する場だけでなく、地域で子育て中の父親・母親が集う場を提供しています。
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【2歳児を育てる両親への子育て講座】
年齢・発達に沿った遊び(粘土遊び)を親子で行う時間
卒業後の未来像
看護師・助産師は人と関わることが中心となる専門職です。どんな場面においてもコミュニケーションをとることができる力を得ておくと社会に出ても有効的です。自分自身がいろいろな経験をしておくと、役に立つことも多くあります。
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【出産直後の早期母子接触の研究】
安全で快適なケアの実施を検証