北川 孝
教員氏名 | 北川 孝 |
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職名 | 助教 |
所属 |
理学療法学専攻 |
経歴 |
信州大学医学部保健学科卒業 |
超音波画像を用いた新しい
理学療法評価方法の確立へのチャレンジ
整形外科疾患・運動機能障害に対する理学療法の研究を行っています。特に膝関節における外傷・手術後の疼痛や関節可動域制限の因子を同定すべく、基礎実験・臨床研究を行ってきました。今後はそれらの知見・手法を応用させ、基礎実験で培った知識を臨床現場や地域社会に還元できるような、トランスレーショナルな研究を行っていきたいと思っております。 また他施設の現場の方々とも連携し、整形外科疾患に関する臨床研究の実践や、それらに関する研究論文をまとめあげ解析するシステマティックレビュー・メタアナリシスも試みていこうと、現在フィールド・ネットワークの拡大に努めております。
前十字靭帯再建術後患者における膝蓋下脂肪体のエコー画像
(左上:健側、膝関節屈曲位/右上:健側、膝関節伸展位 左下:術側、膝関節屈曲位/右下:術側、膝関節伸展位)
(左上:健側、膝関節屈曲位/右上:健側、膝関節伸展位 左下:術側、膝関節屈曲位/右下:術側、膝関節伸展位)
研究から広がる未来
これまで経験的・主観的にしか評価ができなかった関節の機能障害(拘縮・癒着など)を定量的・客観的に評価することが可能となれば、それまでの伝統的な治療手技・テクニックを根底から覆す可能性があると思われます。従来の理学療法のとらわれない、新しい評価・治療ストラテジー(戦略)を考案していくことは、クリエイティブかつ非常に高いやりがいのライフワークになると思います。
超音波画像の撮像風景
卒業後の未来像
基本的な評価・治療スキルを身につけると共に、海外の研究論文に基づく最新知見を収集する能力を身に着けていただくことで最新の情報・エビデンスをアップデートしていく能力が得られます。共に理学療法のフロンティアを開拓していきましょう。
膝蓋下脂肪体の病理組織学的変化
(ラット膝関節矢状断)
(ラット膝関節矢状断)