齋藤 直人

齋藤 直人
教員氏名 齋藤 直人
職名 教授
所属 理学療法学専攻
経歴 1988年信州大学医学部医学科卒業
1996年博士(医学)取得
2014年先鋭領域融合研究群バイオメディカル研究所所長兼任

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革新的生体材料の開発により世界の医療を信州から変える

バイオテクノロジー、生体医工学を専門とし、日本発世界初の生体材料・医療機器開発を目指しています。
ナノカーボンの生体材料応用:未だ解明されていないナノカーボンの特異な生体反応を、特に癌転移骨を制御する生体活性付加ナノカーボンの開発に力を入れています。独創的なアイデアと技術で解明・活用・制御し、革新的な生体材料を創製します。
骨組織再生の足場材料:新しい機能を持ったチタンファイバープレートの足場材開発等により、再生医療の発展に貢献します。
新しい人工関節・脊椎固定インプラント開発:骨と同じ弾性率、高い骨親和性、生体内で長期にわたり壊れにくい生体材料開発を目指しています。
サイボーグプロジェクト:歩行アシストロボットを体内に埋め込む、近未来を見据えた夢のある研究です。
人工関節.JPG
カーボンナノチューブ含有人工関節のイメージ 複合
研究から広がる未来
現在の課題を解決した新しい医薬品・医療機器を開発することにより、医療費削減、患者様の身体的負担の軽減に貢献することが出来ます。また多くの癌は骨転移の頻度が高く、骨に転移すると骨破壊により激しい痛みや生命予後が低下します。癌転移骨を制御する生体活性付加ナノカーボンの開発により、骨転移に苦しむ患者さんのQOLと生命予後を改善することが出来ます。
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抗癌剤とモノクローナル抗体を担持したカーボンナノホーン(CNH)
卒業後の未来像
一緒に学び研究活動を行うことによって、課題設定力、実行力・理解力・課題解決力を持った世界で活躍できる人になることを目指します。卒業後は、大学研究者、教員、医療機器開発メーカー、医療機関で活躍できる人材を育成します。
チタンファイバープレート.JPG骨再生の足場材になるチタンファイバープレート