伊澤 淳

伊澤 淳
教員氏名 伊澤 淳
職名 教授
所属 看護学専攻
経歴 静岡県清水市(現静岡市)出身。清水東高校、信州大学医学部卒業。Harvard大学Boston小児病院に留学。循環器内科学の基礎、臨床、疫学研究を経験。教育と研究による地域貢献を目指す。

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地域連携による保健医療データの解析・ 先進的なテレヘルスケアと健康課題の解決

信州大学医学部循環器内科から保健学科に着任後、北安曇郡松川村および東筑摩郡麻績村と信州大学医学部との地域連携活動を推進し、地域保健における健康課題の解決を目指しています。「医科歯科連携による先進予防医療研究会・松本(D-CAMP・松本)」に参画し、松本市の歯周病検診データを解析して歯科口腔疾患と全身疾患との関連を明らかとするなど、大規模データの活用に取り組んでいます。  
家族を対象とした生活習慣病予防のための取り組みを、医師、看護師、管理栄養士、理学療法士と看護学生によりオンラインで実践し、専門職連携によるテレヘルスプロモーションを推進しています。ウィズコロナ時代の先進的な予防医療を目指しています。
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生活習慣病リモート予防外来 2022年3月 看護学生とスタッフ一同

研究から広がる未来
長寿である一方、1人当たりの医療費が低い長野県は、超高齢社会となった我が国の近未来モデルです。長野県内で収集されている保健医療のデータを解析し、健康課題を明らかとして、近未来の地域保健に貢献するような研究を目指しています。疾患の発症や再発の予防、発症後慢性期の健康維持に関する効果的な取り組みが明らかになると、病気を経験しても健康長寿が達成される未来が期待されます。
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管理栄養士によるリモート 栄養指導

卒業後の未来像
人々や地域が有する多面的な課題を協力して解決するために、効果的に専門職連携を構築できる医療者を目指しましょう。保健医療の正しい情報に基づいて、他職種と連携してヘルスプロモーションができると、個や集団を対象とした健康寿命の延伸に貢献できます。
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理学療法士によるリモート運動指導 (テレリハビリテーション)