今井 美佳

| 教員氏名 | 今井 美佳 |
|---|---|
| 職名 | 助教 |
| 所属 | 成人・老年看護学専攻 |
| 経歴 | 岐阜大学医学部看護学科を卒業後、大学病院で5年弱勤務。その後、東海大学医学部保健学科に進学し、家族支援専門看護師を取得。CNSとして12年間、急性期~慢性期の家族とかかわる。2026年より着任。 |
家族システムと看護師の相互作用
多様な相互作用を同時に扱う実践とは?
様々なライフステージにある患者さんとそのご家族とかかわる中で、患者さんと家族を丸ごと支援する家族看護の視点が、ケアの可能性を拡げてくれることに気が付きました。一方で、集団としての家族を支援するためには、一対一の相互作用だけではない、多様な相互作用を同時に扱う実践力が必要になることも感じました。臨床でであう家族の多くは、限られた時間の中で重大な意思決定に臨んでいたり、長期療養の中で役割の偏りに何とか機能を保っています。そのような家族がもつセルフケア力を支え、家族らしい暮らしを応援するのが家族看護です。家族看護に特徴的な実践を研究することで、もっと多くの現場で、様々な家族への看護が楽しいものになるようにと思っています。
家族は、様々な機能や役割を有するシステムとして家族看護はとらえます。家族は、家族内・家族外で相互作用を受けており、家族にかかわる援助者は、こうした相互作用を検討しながら、自分自身も家族との相互作用の中で、支援を行っているのです。
研究から広がる未来
看護は実践の科学といわれます。私が看護研究を行う上で大事にしているのは、"いかに現場に還元できるか"、"現場の課題に沿っているか" です。研究を通して看護を言語化することは、看護者は何をする人なのか、ということの解像度を上げる作業です。研究活動を通して、学術的な知見を得るだけではなく、現場の面白さを発掘すること、家族や社会が求める、まだ見ぬ課題に出会うことを目標にしています!
家族は内外に対して様々な機能を持ちながら、セルフケアを行っている。看護者は家族らしさを生かしたセルフケア支援を行う。
卒業後の未来像
看護師の良いところは、働く場所、働き方、タイミングに縛られない働き方ができるところです。そして様々な角度から学び続けることができて、飽きないところが看護の最大の魅力です。患者さん、ご家族、同僚、そして自分の成長からも、たくさんの発見をしていってください。
医師や看護師を対象とした事例検討会の様子(結構盛り上がる)