保健学分野

概要と特色

「保健学分野」では、人間を精神的、身体的、社会的な側面から全人的な存在として捉え、人々の健康、疾病及び障害について、広い学問的視野に立ち、個人並びに集団の健康を学際的に探求することのできる高度保健医療専門職業人を養成することを目的としています。
また、学際的な保健学領域における教育・研究を通して、その成果を社会に還元し、人々の健康支援を行い、積極的に疾病の予防を推進することにより、人類の健康寿命の延伸とQOLの向上に貢献します。
これらの目的を達成するために、保健学分野では、人のライフステージからみた保健学の在り方を俯瞰的に探求する母子保健学、成人保健学、老年保健学の3ユニットと、それらの在り方を基礎科学・基礎医学的な視点から探求する医療生命科学ユニットを設け、基礎研究と実践研究の両面から、長寿県長野を中心としたわが国における健康長寿を支えていくための保健学研究の在り方に関する教育と研究成果の発信を進めているという点、及び「根拠に基づいた実践(Evidence-based Practice、EBP)」の概念と手法を教育することにより、保健学におけるEBPを推進していくためのリーダーの育成に努めています。

ユニット