生命医工学専攻

概要

生命医工学専攻は、超高齢化社会において健康寿命を延伸するための、生命・医療・健康・福祉の研究開発を担う人材を育成します。
この目的のために、理工農学系と医学系の学生が同じ専攻に所属し、一体となって生命医工学を学び、異分野の考え方や研究方法を修得する「真の医工連携大学院」を創設します。
生命工学分野・生体医工学分野とも、博士(医工学)を授与する3年制コースと博士(医学)を授与する4年制コースを設けています。

分野

特色

生命医工学専攻は、先鋭領域融合研究群と連携することにより、レベルの高い多角的な研究を基盤とした教育を行います。
また、外国人特別招へい教授・外国人研究者の大学院教育・研究への参画や海外留学を広汎に実施し、グローバルな人材を育成します。
本学教員と国内外の他大学教員・医療機関医師・第一線の企業研究者・行政機関職員などが一体となって教育・研究を実施します。
大学院で多角的な融合・連携を実践することにより、境界領域の新知見を見出し世界に発信する研究者、広い視野から産学官連携研究を牽引するリーダーなど、時代が求める独創的な人材を輩出します。

理念・目標

生命医工学専攻は、理工学と医学の学問領域の垣根を越えた実践型研究教育を実施し、日本国内に留まらず世界の生命医工学の発展に貢献する高度専門人材を育成し、高度な医学系分野と理工農学系分野の連携を基盤とし、幅広いコースワークにより、境界領域でしか成しえない教育・研究を展開することにより、深く高度な専門的知識と卓越した技能及び、並びに俯瞰力・洞察力・応用力を有し、健全な倫理観を備えた医工連携研究者を育成すること、並びにそのために不可欠な生命医工学分野の先端研究を行うことを教育・研究の目標とします。

育成する人材像

  • 理工学系と医学系相互のバックグラウンドの違いを乗り越え、生命科学・医学的センスを身に付けた理工学系研究者・高度専門技術者、理工学的センスを身に付けた医学系研究者・高度専門医療職者
  • 異分野融合の医工連携研究により身に付けた知識・技能を基盤として、多様な分野で多角的に活躍する高度専門職業人
  • 医工連携研究の推進により、再生医療・創薬・食品・予防医学などの領域において日本が世界をリードし続けていくことに貢献できる人材

養成する能力

生命医工学の専門分野の深い知識・技能と、社会の変化への柔軟な対応力を兼ね備え、社会に寄与する有為な高度専門医療職者や高度専門技術者をはじめとする高度専門職業人・研究者を養成するため、研究科で共通的に修得する俯瞰力、健全な倫理観に加え、以下の能力を共通的必須能力として修得させます。

  • 医学と理工学の融合領域の専門分野における深い知識・卓越した技能
  • 医学と理工学の融合領域における課題の本質を見抜き、解決方法を見出す洞察力
  • 医学系や理工学系の専門分野近傍の課題に対して、新たな知見・技術を生み出す応用力

カリキュラム・ポリシー

生命医工学専攻は、研究科及び専攻の教育目標に則り、医学系と理工学系融合である生命医工学分野における高度専門職業人、研究者に必要とされる専門分野における深い知識・卓越した技能、洞察力、応用力を身につけることを目標として、学位論文の作成を中心に、以下のような教育課程編成の方針により、講義、演習、実験並びに実習等からなる専門性の高いカリキュラムを実施します。

  • 本専攻の教育上の目的を達成するために必要な授業科目を開設するとともに、研究指導の計画を策定し、体系的に教育課程を編成する
  • 教育課程の編成に当たり専攻分野に関する深い専門的知識と卓越した技能を修得させるため、理工学系「3年制コース」と医学系「4年制コース」においてそれぞれの専門科目を開講する
  • 生命医工学の特徴である境界領域の広範囲な知識の修得と洞察力、応用力を修得させるための専攻共通科目を開講する

ディプロマ・ポリシー

生命医工学専攻では、研究科及び専攻の教育目標に則り、以下の知識と能力等を充分培い、かつ、分野ごとに定められた学位授与方針に適う知識と能力等を有する学生に「博士」の学位を授与します。

  • 医学と理工学の融合領域の専門分野における深い知識・卓越した技能
  • 医学と理工学の融合領域における課題の本質を見抜き解決方法を見出す洞察力
  • 医学系や理工学系の専門分野近傍の課題に対して新たな知見・技術を生み出す応用力

アドミッション・ポリシー

生命医工学専攻では、研究科及び専攻の教育目標に基づき、次のような能力を備えた意欲ある人を積極的に受け入れます。

  • 理工学と医学の境界領域にある「生命工学」または「生体医工学」を専門とする研究者や高度専門職業人を目指す人
  • イノベーションマネージメント・知的財産・レギュラトリーサイエンスなどの専門知識を得て、将来、行政職やリサーチ・アドミストレーター、臨床開発モニターとしての仕事に従事することを希望する人
  • 境界領域の専門知識・技術を身につけるとともに、広範囲なレベルの高い科学に触れることにより、新産業を創出し、世界の学術を牽引していく意欲のある人