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英語学領域

英語学領域

英語学領域では、英語の史的変化、英語語彙の意味、英語が伝わる仕組み、英語と社会との関わり方などについて学び、英語をめぐる数々の謎を発見し、各人が調査・分析します。
大学院での学びの集大成となる修士論文では、英語をめぐる数々の謎を発見しながら、教員による個別指導を受けながら、先人の英知を批判的に見る目を養い、論理的思考によって自らの考えを客観的に記述し、世の中に自分の考えを問いかけて見せます。

領域紹介

どのような研究ができるか

言語人類学・認知意味論

「認知意味論・言語人類学」の立場から、人間が言語を用いる時に認識する差異の存在と、差異がありながらコミュニケーションが成立するシステムを学びます。

英語史

中世から近代に至るまでの英語テクストの言語的変遷と、その背景となる社会(人間の移動・交流)が言語に与えた影響を学びます。また「英語学」という学問の生まれた背景を知り、なぜ、現代人は「英語」を学ぶようになったかという問題を扱います。

英語文献学

イングランドの国家政策の歴史から生まれ、J・R・R・トールキンによってファンタジーを産み出す源泉ともされた中世英語文献学の学問としての経緯を学ぶとともに、中世の伝説やイングランド人が継承した北欧神話の文献解釈と言語学的分析を行います。

言語接触

異言語間、あるいは異方言間の言語交流(接触)によって生じる言語変異の特質を探り、言語コミュニケーションのもたらすコミュニケーション不全の解消(偽解消)のシステムを理解します。

語用論

言語の用いられ方や、用いられる状況・文脈を通して言語の仕組みを学び、用いられる文脈、前提、含意、照応関係から言語の構造や機能を研究する他、社会言語学アプローチや談話分析なども行います。

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