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信州の地域性を活かした
実践教育

  1. 信州の地域性を活かした実践教育

文部科学省「地〔知〕の拠点整備事業(大学COC事業)」(平成25〜29年度)を活用した地域志向教育を実践、さらに平成27年度の「地〔知〕の拠点大学による地域創生推進事業(COC+事業)」(平成27〜31年度)採択で、学問と社会・地域のつながりに対する深い経験と理解力を備えた人材を地域とともに育成、地域社会に還元していきます。

自然あふれる信州の地域性を活かした教育

信州の豊かな自然環境や地域の生活・文化・産業の現場を活用し、信州大学は特徴ある教育を展開してきました。地域の企業や自治体による寄付講義なども多数用意し、一年次の共通教育から各学部の専門教育まで「信州活用型教育」によって、人間力溢れる人材を輩出しています。
平成25年度からは、文部科学省の「地〔知〕の拠点整備事業(大学COC事業)」に採択され、これまでの蓄積を基に、地域(Local)・環境(Green)・国際(Global)の3つの志向と中山間地や健康長寿、キャリア形成などの7つの地域課題分野を設定し、基礎や専門・先端知識とともに学問と社会の繋がりに必要な素養(Linkage、Literacy、Gentle)を深める授業の体系化を進めてきました。
また、平成27年度には「地〔知〕の拠点大学による地方創生推進事業(COC+事業)」にも採択され、キャリア教育にも力をいれています。入学時から自身の将来を意識しながら学修・学生生活を送るためのポートフォリオの開発、地域企業や自治体と協力したコーオプ教育/インターンシップなどを拡充しています。さらに地域での学びを求める学生には、平成29年度より全学横断特別教育プログラム「ローカル・イノベーター養成コース」を設置し、実践を通じて課題解決能力を高める機会を提供しています。

  • 伊那谷の里山で郷土の樹木を観察する

    野生植物生態基礎演習は自然豊かな伊那谷の里山を訪れ樹木に親しみます。樹種によって様々な葉や枝の形を、実際に触れながら観察します。樹木、さらには森を科学するための第一歩です。

  • 河川環境調査の体験

    信州の豊かな自然環境を生かした多彩な教養教育が実施されています。グループごとに計画を立て、渓流の水生昆虫と水質の調査を行い、意見交換しました。

  • 現場で課題を体験し、学びを活かして課題解決

    自治体との共同研究を活用し、PBL(Project Based Learning)型授業を実施しています。学生は、授業の学びを活かして地域の課題解決策の提案と実践に関わります。写真は塩尻市の地域資源の一つ「ワイン」用ブドウについて生産課題を学ぶフィールドワーク場面。

  • 山地水域の環境保全を学ぶ

    写真は諏訪湖での調査。湖沼や河川の水環境保全と、水域生態系と人のくらしとの関わりを、自然科学と社会科学を融合させながらフィールドで学んでいきます。

  • 蔵の町並みキャンパス

    写真は長野県須坂市との連携協力で、市内をキャンパスに見立て、歴史的な建造物の調査研究を行う「蔵の町並みキャンパス事業」。工学部建築学科の学生が街区や民家の保全・再生を学んでいます。

  • 信州の未来を担う人材を地域とともに育成する

    信州アカデミア(COC)では、地域が培ってきた「実践知」と大学の「研究知」を融合させた新たな教育プログラム「地域戦略プロフェッショナル・ゼミ」を開講しています。写真は、中山間地域の未来学Ⅰの「やまざと遊び」の講座の一コマ。