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  1. 信州大学アクア・リジェネレーション機構と東京大学大学院工学系研究科との連携の推進に係る協定を締結
研究
2024年10月3日(木)

信州大学アクア・リジェネレーション機構と東京大学大学院工学系研究科との連携の推進に係る協定を締結

2024年10月1日、信州大学アクア・リジェネレーション機構と東京大学大学院工学系研究科は連携の推進に係る協定の締結と調印式を行いました。
本協定の締結により、双方における水分野に関する幅広い先鋭的研究の高度融合等において、人材交流や学術研究面で連携を深め、我が国の水分野研究の発展に寄与することを目指しています。
また、本協定に基づき、東京大学大学院工学系研究科の施設内に信州大学/東京大学連携分室を設置します。

協定締結の経緯

2023年12月、信州大学を代表機関、東京大学を参画機関として申請した、文部科学省の『地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)』が採択されました。同事業では水の惑星地球の再生を目指すアクア・リジェネレーション分野の研究力を核に、一歩先のソリューションを共創する大学をビジョンとし、その実現を担う信州大学アクア・リジェネレーション機構を2024年3月に設置しました。同機構では、水循環・造水、水由来水素エネルギーの世界トップレベル研究を集約し、研究開発や世界各地の水関連課題の解決を目指した実証、地域課題解決を目指した実証タウンの構築に着手しています。
東京大学大学院工学系研究科附属水環境工学研究センターは、持続可能な水環境の実現を目指し、基礎科学と実学の融合・連携に基づく様々なアプローチで水環境工学研究の研究ハブとなっています。
両者のさらなる連携により、水分野に関する幅広い先鋭的研究を高度に融合するとともに、世界の水及び関連分野への発信力を強化できるため、本協定を締結することとなりました。

協定の概要

有効期間:2024年10月1日~2029年3月31日
本協定では、双方における水分野に関する幅広い先鋭的研究の推進及び我が国の水分野研究の発展に寄与することを目的としています。
連携協力事項は以下のとおりです。
 (1) 研究者・学生・サポートスタッフの交流に関する事項
 (2) 共同研究及びシンポジウム・ワークショップ等の実施に関する事項
 (3) 研究設備の相互利用に関する事項
 (4) 学術資料及び情報等の交換に関する事項
 (5) その他、本協定の目的を達成するために必要な事項
 なお、本協定は両者が合意した場合に延長することができます。

s-20241001_調印式_001.jpg

協定締結
(左)東京大学 加藤泰浩大学院工学系研究科長
(右)信州大学 手嶋勝弥アクア・リジェネレーション(ARG)機構長

s-20241001_調印式_002.jpg

関係者記念写真
(後列)左より東京大学  片山浩之教授、信州大学  佐藤明生ARG機構企画マネジメント室長、土井達也准教授(URA)
(前列)左より東京大学 加藤隆史附属水環境工学研究センター副センター長、加藤泰浩大学院工学系研究科長、信州大学 手嶋勝弥ARG機構長、東京大学 滝沢智附属水環境工学研究センター長