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大学院総合理工学研究科農学専攻1年の杉山薫子さんが令和7年度(公社)砂防学会研究発表会「長野大会」において若手優秀発表賞を受賞

研究

2025年5月28日・29日にホクト文化ホール(長野市)で開催された令和7年度(公社)砂防学会研究発表会「長野大会」において,流域保全学研究室の杉山薫子さん(修士1年)が「若手優秀発表賞」を受賞しました。
土石流とともに発生する流木を捕捉し,下流での流木被害を軽減する「流木捕捉工」という施設があります。しかし,流れてくる流木や土砂が多いと,流木捕捉工が流木や土砂で閉塞してしまい,それ以上流木を捕捉できなくなることがあります。この課題を解決すべく,杉山さんは「能動型流木捕捉工」の開発に取り組みました。この捕捉工の特徴は,乗り上げた流木をベルトコンベアーによって能動的かつ安全に河道外に排除することで捕捉工の機能が持続的に発揮されるというものです。杉山さんは,水路模型実験によって,従来の捕捉工と能動型捕捉工の機能を比較し,その効果を検証しました。これら一連の研究成果とプレゼンテーションが評価され,今回の受賞につながりました。

受賞した発表タイトルは以下のとおりです。
「能動的流木捕捉工開発のための実験的研究」
○杉山薫子 1,堤大三 2,福山泰治郎 2
1信州大学大学院総合理工学研究科,2信州大学学術研究院(農学系))

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