2024年5月27日(月)
「地域活性化システム論」~株式会社松本山雅と考える「地域に推されるチームの作り方」~
共通教育「地域活性化システム論」は、「リアルな地域・社会の問題に触れ、解決の⽅策を創造し、⾏動する」⼈材(アントレプレナー)の育成をねらいとし、起業経験・企業実務経験を有する担当教員×ゲスト講師によるリレー形式で実施しています。
第6回授業となる5月24日(金)には、株式会社松本山雅より神田文之取締役をお招きし、約60名の学生を対象に講義をいただきました。
松本山雅は、サッカーJ3松本山雅FCの運営会社で、サッカークラブの運営を通した地域活性に取り組まれています。
信州大学と松本山雅は、人材育成や社会貢献における協働の実績に基づき、2020年1月16日包括連携協定を締結いたしました。神田取締役は、2021年度に続き、今回が本授業2度目のご登壇となりました。
講義の前半では「松本山雅だからできる地域活性化」に焦点を当て、具体的な取り組みについてお話をいただきました。
講義の後半では、「山雅推しを増やしていくには、どのような案や取組があるか?」について、学生同士がディスカッションをして考えました。授業後には、「サッカーチームとして試合に勝つことも重要だが、地域の一員として愛され、応援されることの価値に気がついた」という学生の声がありました。
また、6月29日(土)に開催されたAC長野パルセイロ戦、7月14日(日)に開催されたFC大阪戦において、受講生が松本山雅のボランティア「TEAM VAMOS」に参加させていただきました。14,000人を超える観客が集まった信州ダービーでの熱気や、選手とサポーターが一体となって掴んだ勝利の瞬間を目の当たりにすることができ、大変貴重な体験となりました。