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　2023年9月12日、リール大学のNil Toulouse 副学長ら3名が松本キャンパスを訪問されました。
　本学とリール大学は、工学分野の国際共同研究を発端として2014年に大学間協定を締結して以来、2017年には国際連携ラボ“LIA-MODO”の設立とともに信州大学サテライトオフィスをリール大学内に設置、翌年2018年にはリール大学アジア初のサテライトオフィスを信州大学内に開設し、研究交流だけでなく、交換留学等による教育交流も活発に行ってきました。
　この度の訪問の目的は、今後のさらなる連携拡大を模索するもので、リール大学からは繊維学分野、経済法学分野、医学分野への交流拡大が提案され、互いの研究・教育成果への強い期待が述べられました。信州大学からは、この提案に対する同意とともに、これまでの共同研究の継続要望が挙げられ、合意されました。また、来年2月に本学がリール大学で実施予定の学生交流プログラム（共通教育文化研修プログラム）について説明がなされ、リール大学からは歓待の意が表されました。
　研究・教育において両学の一層の連携と発展が期待される有意義な会談となりました。

＜リール大学訪問団＞
Nil Toulouse (ニル・トゥルーズ) 教授（副学長・国際交流）
Didier Gosset (ディディエ・ゴセー) 教授（学長補佐・国際企画）
Jean-Yves Dieulot (ジャン-イヴ・デュロ) 教授（工学部）

＜信州大学出席者＞
副学長（国際企画・戦略担当）　米倉真一教授
全学教育センター長　高野嘉寿彦教授
工学部　エルナン・アギレ教授
全学教育センター　鈴木球子講師
グローバル化推進センター　アマンダ・シュッツェ助教