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　2023年9月3日から5日まで名古屋大学で開催された第75回日本生物工学会全国大会において、総合理工学研究科　生命医工学専攻　生命工学分野　修士課程2年の福田紘子さん（生命科学研究室）が学生優秀発表賞を受賞しました。

　本発表では、日本を代表するゲノム研究者でシステム生物学者である森浩禎博士（広東農業技術院）、大阪大学および理研で衛星型e-learning等を構築した生物工学・情報研究者の中嶋幹男博士(フリーランス)と共同で、森博士によって作成された世界的なバイオリソースであるKeio collectionをもちいて55万シリーズの単一遺伝子欠損株の増殖に対するpHと遺伝子の関連を、ロボットなどを用いて取得、HTS解析し、その結果を機械学習の一種であるオートエンコーダーでクラスター化し、新しいグループを見つけ出したものです。

　受賞演題は以下の通りです。
Exhaustive investigation of genes for intracellular pH regulation in E. coli
大腸菌細胞内のpH調節に関与する遺伝子の網羅的な探索
福田 紘子1、柄澤 匠4、森 浩禎2、中嶋 幹男3、片岡 正和1
（1信州大院・総理工、2広東農業科学院、3MSL、4信州大工）