2026年 9月11日(金)に信州大学工学部 信州科学技術総合振興センター(SASTec) にて開催されたSICE中部支部シンポジウム2026にて、大学院総合理工学研究科 繊維学専攻 機械・ロボット学分野 修士課程2年の松木隆成さん(秋山 靖博研究室)が「優秀発表賞」を受賞しました。
研究題目:複数被験者のIMUデータを用いたCNNによる歩行安定性余裕の推定
研究概要:歩行補助ロボットやアシストデバイスの安全性評価に向けて、歩行中の力学的安定性表すMargin of
Stability(MoS)の推定手法を検討しました。下肢に装着したIMUから得られる加速度・角速度データをCNNに学習させ、MoSを連続値として推定するモデルを構築しました。3名で計4031ストライドの地上歩行データで評価した結果、前後・左右方向および左右脚の4条件すべてで全体R²が0.85以上となり、IMUによるMoS推定の可能性が示されました。
受賞コメント:この度は優秀発表賞をいただき、大変光栄に思います。日頃からご指導いただいている秋山先生をはじめ、研究や実験に協力してくださった皆様に感謝申し上げます。今回の発表を通して、専門外の方にも研究内容を分かりやすく伝えることの難しさと重要性を実感しました。また、さまざまなご質問やご意見をいただき、自分の研究を見直す貴重な機会となりました。今後は被験者数を増やし、未知被験者に対する汎化性能の検証を進め、より実用的な歩行安定性評価につながる研究を目指して取り組んでいきます。