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  1. 信州大学は企業・高校との産学連携で、AIとドローンによる次世代鳥獣被害対策プロジェクトをスタート
研究
社会連携
2022年10月3日(月)

信州大学は企業・高校との産学連携で、AIとドローンによる次世代鳥獣被害対策プロジェクトをスタート

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会見を行ったプロジェクトメンバー

 信州大学工学部と建設・食糧などの卸を手掛ける(株)ヤマサ(本社松本市)、長野県松本工業高等学校(松本市)は食糧倉庫などに侵入したネズミを撃退する産学連携による共同プロジェクト「いたずらねずみとお手伝いドローンプロジェクト」を開始、2022年9月29日(木)長野県松本工業高等学校にて記者会見を行いました。

 (株)ヤマサはDXを推進する専門部署デジタル推進課が開発しAIによる映像解析技術でネズミを検知、信州大学工学部設計工学研究室がその後、倉庫内の3Dマップ化とその解析動画からドローンが飛行しネズミが出現する場所への最適ルートを算出、長野県松本工業高等学校の部活動、電子工学部が自動飛行するドローンの制御技術を担当します。同プロジェクト名は(株)ヤマサが複数提案し、プロジェクト関係者間で決めました。

 記者会見場では長野県松本工業高等学校の学生が中心になり、飛行のデモンストレーションも行われました。会見では信州大学工学部の中村正行教授は学術成果の社会実装の他、実践的なキャリア教育や高大接続の意義を、(株)ヤマサ北爪寛孝社長は、将来クマなどの鳥獣被害にも発展させたいと今後の抱負を語りました。

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記者会見の様子

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信州大学工学部設計工学研究室中村正行教授

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松本工業高校の学生が中心になったデモンストレーション