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  1. 総合理工学研究科修士課程1年伊藤利さんが国際会議 The 13th International Conference on Ubiquitous and Future Networks 2022 (ICUFN 2022) でBest Paper Awardを受賞
研究
2022年7月22日(金)

総合理工学研究科修士課程1年伊藤利さんが国際会議 The 13th International Conference on Ubiquitous and Future Networks 2022 (ICUFN 2022) でBest Paper Awardを受賞

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総合理工学研究科 修士課程1年 (電子情報システム工学科 田久研究室所属)伊藤利さんが、7月5日から7月8日の4日間、スペインバルセロナで開催されました、韓国の学会KICS主催(IEEE Communication Society 共催)の国際会議、The 13th International Conference on Ubiquitous and Future Networks 2022 (ICUFN 2022)において、Best Paper Awardを受賞しました。ICUFN2022で発表された約100件の論文の中で、最も優れた論文として選出されました。

受賞題目:High-Sensitivity Detection Method for Signals in PhyC-SN

研究内容:無線センサネットワークの新しい通信方式である、物理量変換一括収集法(PhyC-SN)では、複数センサが偶発的に同じチャネルを選択した場合に情報の識別精度が劣化する課題があった。本研究では、端末固有の周波数揺らぎ(周波数オフセット)に注目し、その特徴を検出する手法を確立することで、情報の識別精度を大幅に改善した。PhyC-SNはこれまでの無線センサネットワークの標準規格とは異なる通信方式であり、センサネットワークで困難とされた遠隔地点での同時センシングを可能にし、新たなCyber-Physical System (CPS)を実現する方式として注目されている。
本研究は総務省受託研究SCOPE(JP205004001)及び科学研究費補助金(JP21H01322)により実施しました。