長峯財務大臣政務官が医学部附属病院を視察、「車座ふるさとトーク」で経法学部生と意見交換
平成30年5月21日、長峯誠財務大臣政務官が信州大学に来訪し、午前中に医学部附属病院を視察、午後には経法学部の学生との意見交換「車座ふるさとトーク」を実施しました。
午前中に行われた医学部附属病院の視察では、今年4月から稼動している包括先進医療棟の医療設備を見学。長峯政務官は、濱田学長や本田病院長、病院スタッフの説明に耳を傾けていました。
午後に行われた「車座ふるさとトーク」は、大臣や副大臣、政務官が各地へ赴き、少人数での車座の対話によって生の声を聴く政府の取組です。今回初めて、大学生のみを対象に行われました。参加したのは経法学部の授業科目「政策企画実習」を受講する3年生10名。「政策企画実習」ではスポーツ振興政策をテーマに、政策アイデアの企画立案などに取り組んでいます。今回はその授業の一コマを利用し、日本の財政の現状について意見交換を行いました。
意見交換では学生から「消費税増税が経済弱者へ及ぼす影響」や「高齢者世代と現役・若者世代の財政に関する意識の違い」、「社会保障制度の持続性や個人負担の方法」、「AI開発に関する国際競争」など、財政再建や社会保障、国政全般について意見が出され、長峯政務官が一つ一つ回答しました。
長峯政務官は回答の中で「これからの社会では課題解決能力がとても重要となる。自ら課題を設定し解決することを学べるこの実習のような機会を大切に、しっかり信州大学で学んでほしい。」と学生たちにエールを贈りました。また、意見交換後には「学生たちから問題意識を持った、しっかりとした自分の意見をもらうことができて心強い。若者がネットワークを作って、更に大きな声を上げてもらえると、その声がもっと届くようになって政治も変わっていくのではないか。」と感想と期待を述べていました。