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社会実装研究クラスター

  1. 社会実装研究クラスター

社会実装研究クラスターとは

社会実装研究クラスターは、信州大学の卓越した研究成果を、社会課題の解決と新たな価値創造に直結させるための戦略的研究開発組織です。

生命科学という大きな未知の世界に独創的な方法で挑み、時を経るほどその輝きを増す価値を創造すること、異分野融合研究で世界との人材交流のコアとなり、グローバルな生命科学ネットワークを構築・発展させることを目指します。

データサイエンスを切り口に多様な分野の融合研究を進め、多文化共生を可能とする社会基盤を構築していくことを目指します。特に、地域社会の生きたデータを活用し、大学が保有する基礎理論及びシーズ技術を地域社会に実装していくことに力点を置き、地に足の着いたイノベーションを起こします。

繊維工学の基盤に始まり、生物系、材料系、機械・ロボット系及び感性系といった関連分野を包括し、ファイバー工学分野において世界を先導する研究資源を利用することで、最先端の革新的繊維技術を開発し、共同利用・共同研究を通じた社会実装を目指します。

地球規模での気候変動に伴う山岳地域における喫緊の環境問題に対し、科学的基盤に立脚した山岳自然環境の保全や活用、再生および防災や減災の実践を通し、山岳地域の自然環境と人間活動との融合の方策を探り、「ネイチャーポジティブ」の実現、持続可能な社会の実現に貢献します。

ドローンや空飛ぶクルマによる空の移動革命が世界的な潮流となる中、産学官が連携して次世代空モビリティシステムの研究開発を推進するとともに研究開発の成果を社会実装する若手人材育成をとおして地域産業の振興と地方創生への貢献を目指します。

全ての生物学の基本となる微生物遺伝学の日本におけるハイレベルな研究者を集積している信州大学工学部を中心に、信州大学の各キャンパスを繋ぎ、長野で微生物をターゲットとした遺伝学教育・応用微生物研究の拠点を形成し、さらに日本中の研究者も含めた研究サロンを形成し、国際競争力の増大につなげます。

組織設立の経緯と役割

第二期先鋭領域融合研究群の期間満了(2025年3月末)を迎えるにあたり、信州大学は構成する研究所・研究拠点の「自立化」を新たな研究戦略の柱と定めました。 2025年4月より、自立した研究所・研究拠点を統括し、その活動を支援・促進する組織として社会実装研究クラスターを設置しました。本クラスターは、各研究所等と企業・自治体との連携を強化し、共同研究の推進や事業化支援など、研究成果を実社会へ迅速かつ効果的に還元するためのハブ機能も担います。

本クラスターは6つの組織(バイオメディカル研究所、社会基盤研究所、繊維科学研究所、山岳科学研究所、次世代空モビリティシステム研究拠点、応用微生物学ルネサンスセンター)から構成されています。