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  1. 曽根原 誠准教授らが第82回電気学術振興賞進歩賞を受賞
研究
2026年5月29日(金)

曽根原 誠准教授らが第82回電気学術振興賞進歩賞を受賞

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工学部工学科(電気電子コース)曽根原誠准教授(高効率電力システム研究室)らが、第82回電気学術振興賞進歩賞を受賞しました。
(一社)電気学会ホームページ:https://www.iee.jp/blog/award2026/

受賞テーマ:光プローブ式磁気光学効果利用型電流センサの研究開発および製品化
受賞者:曽根原 誠,宮本 光教(シチズンファインデバイス(株)/※),佐藤 敏郎(次世代空モビリティシステム研究拠点)
※本学大学院 佐藤・曽根原研(当時)に社会人博士生として入学し、2019年3月に博士(工学)を取得

進歩賞は、一般社団法人電気学会が定める表彰規定において、「電気に関する学術・技術に於いて新規な概念・理論・材料・デバイス・システム・方式等を新たに提案或いはこれ等の提案を実証した者、および電気に関する製品・設備等を新たに完成又は改良し、顕著な成果をあげた者」に対して、厳正な審査の上、授与される賞です。

当該センサは、2007年頃より曽根原誠准教授(旧工学部電気電子工学科(山沢・三浦・佐藤研))の博士学位論文テーマであったFe-Si/Mn-Ir交換結合膜の磁気光学効果を利用した光プローブ式電流(磁界)センサが研究シーズとなって研究が始まりました。
2013年より本学とシチズンファインデバイス(株)で共同研究が始まり、研究が進む中で磁気光学素子と光ファイバを一体にした超小型センサヘッドなどが開発されました。
2022年にはシチズン時計がOpECSとして商標登録し、2024年4月にシチズンファインデバイス(株)・岩崎通信機(株)より同名で市販されました。
2025年6月には第54回国際電子回路産業展よりJPCA Show 2025 第21回 JPCA賞(アワード)を受賞し、学術界だけでなく産業界からも当該センサを評価して頂きました。

本賞授与・紹介は、5月27日に都市センターホテル5階オリオンで開催された一般社団法人電気学会第114回通常総会の授賞式において執り行なわれました。

本研究内容は、JSPS科学研究費助成事業など複数の助成・補助による研究成果で、現在も新たな電流計測方式の研究などのためJSPS科学研究費助成事業(25K01240,'25-'28)の助成を受けて研究を進めています。その過程で、半導体素子のターンオフ後に同素子近傍の導線・配線内に生じる循環電流の存在を当該センサを用いた実測および電磁界解析より明らかにしました。本研究成果は以下の通り公表される予定です。

曽根原 誠:「半導体素子のターンオフ後の開回路における導線内の循環電流について」,電気学会論文誌A,Vol.146,No.7,7 pages (2026)

当該センサは、EVなど電動モビリティやAIサーバなどの次世代電源の開発現場の局所電流計測で利用されるだけでなく、​​電磁波遮蔽効果計測用センサや、本学のJ-PEAKSアクア研究創発プログラムに採択された「海水を用いた再生エネルギー貯蔵・循環システムの創製」(研究代表者:山本 明旦定 准教授)におけるローレンツ力補助電解水発電の磁界計測用センサなど多方面で利用される予定です。

関係者の皆様を始め、前々身の研究室から約20年の間に当該センサの研究に携わった約50名の卒業・修了生および現学生の皆さんに厚く御礼します。

OpECS(シチズンファインデバイスHP):https://cfd.citizen.co.jp/opecs/
OpECS(岩崎通信機HP):https://www.iwatsu.co.jp/tme/opecs/
JPCA Show 2025 第21回 JPCA賞 受賞記事:https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2025/06/54jpca-show-2025jpca-2.html