2020年3月19日(木)
信州大学と軽井沢風越学園との連携協定を締結
さらに信州大学社会基盤研究所と、軽井沢風越学園、軽井沢町が連携に基づく覚書を締結
2020年3月19日、信州大学は、学校法人軽井沢風越学園と教育や人材育成を主とした連携協定を締結しました。
本学では教育学部が6校園を擁し、松本市に幼・小・中学校、長野市に小・中・特別支援学校のそれぞれが「自主性」「創造」などを教育方針に包含させて大学附属らしい教育を行っています。
そして、2020年4月に開校する軽井沢風越学園は、幼稚園と義務教育学校からなる12年間の幼小中混在校で、一般的には「一貫校」ですが、カリキュラム上は幼稚園年少から小学2年生までを「前期」、小学3年生から中学3年生までを「後期」とする「混在校」としており、学園の特徴として、従来の画一的なカリキュラムや一斉授業、固定的な学年・学級制などにとらわれず、遊びと学びをつくるとした運営コンセプトは反響も大きく、新しい学校教育のモデル実験校として注目されています。
このような特色ある教育機関が連携することで、教育現場から生まれる様々な課題を発見し、教育研究によって課題が解決され、教育へのフィードバックが期待されることから連携協定締結の運びとなりました。
また、幼少期の教育現場は地域に密着しているという点から、この連携に基づいて、本学が2018年に軽井沢町に開所した信州大学社会基盤研究所と、軽井沢風越学園並びに軽井沢町で覚書を締結し、さらに地域における教育環境の充実や、活力ある個性豊かな地域社会の形成と発展に寄与できることになりました。