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  1. 信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター(CARS)開所式、信州大学とイナリサーチ株式会社との包括連携協定を締結
研究
社会連携
2019年11月5日(火)

信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター(CARS)開所式、信州大学とイナリサーチ株式会社との包括連携協定を締結

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テープカットの様子
(左から)中沢洋三信州大学学術研究院(医学系)教授、株式会社イナリサーチ 中川賢司代表取締役社長、長野県産業労働部 林宏行部長、京都大学iPS細胞研究所 中畑龍俊顧問、株式会社イナリサーチ 中川博司会長、濱田州博信州大学長、日本医療研究開発機構創薬戦略部医薬品研究課 塩川智規課長、自治医科大学免疫遺伝子細胞治療学講座 小澤敬也名誉教授、中村宗一郎信州大学理事(研究、産学官・社会連携担当)、花岡正幸信州大学医学部副学部長

 信州大学遺伝子・細胞治療研究開発センター(CARS:Center for Advanced Research of Gene and Cell Therapy in Shinshu Universityの略)は、株式会社イナリサーチ内(伊那市西箕輪2148)に整備していたオープンラボ(イナリサーチラボ)が完成したことに合わせて、令和元年10月31日に株式会社イナリサーチにて開所式を開催しました。大勢の関係者と報道関係者にご参加いただき、テープカット、記念式典及び施設見学を実施しました。
 記念式典は、濱田州博信州大学長と株式会社イナリサーチ中川賢司代表取締役社長挨拶、京都大学iPS細胞研究所中畑龍俊顧問、日本医療研究開発機構創薬戦略部医薬品研究課塩川智規課長、長野県産業労働部林宏行部長の祝辞と続き、本学学術研究院(医学系)中沢洋三教授による事業概要の説明が行われました。
 基調講演には、自治医科大学免疫遺伝子細胞治療学講座小澤敬也名誉教授をお招きして、「遺伝子治療の本格的幕開け」と題した講演があり、参加者は熱心に耳を傾けていました。
 当センターは、国立研究開発法人日本医療研究開発機構(AMED)「再生医療・遺伝子治療の産業化に向けた基盤技術開発事業(遺伝子治療製造技術開発)、(研究開発代表者:信州大学 学術研究院(医学系)教授 中沢洋三)」が採択されてことを受け、平成30年10月15日付けで学術研究・産学官連携推進機構の下に設置したものです。
 イナリサーチラボは、日本初の霊長類を用いた遺伝子改変細胞等の実用化に向けた非臨床安全性試験を行うオープンラボです。この施設の完成により、国内企業・アカデミアのシーズに基づいた国際競争に負けないCAR-T細胞およびiPS細胞の医薬品化の推進を加速してまいります。
 また同日、信州大学と、株式会社イナリサーチとの包括的連携協定を締結しました。
 同社とは、信州大学先鋭領域融合研究群と再生医療関連技術の開発について社会連携協定を締結しておりましたが、遺伝子・細胞治療研究開発センターの設置、イナリサーチラボの完成に伴い、本学の様々な部局等と研究開発、新規事業の創生、人材交流等の連携が期待できることから、全学の包括連携協定に更新することといたしました。
 双方の資源を有効活用し、信州発の先端医療技術開発を通じた「明日の医療」の実現を目標にさらなる連携を図ります。

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調印式の様子
(中央左)濱田州博信州大学長(中央右)株式会社イナリサーチ 中川賢司代表取締役社長

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濱田州博信州大学長による挨拶

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株式会社イナリサーチ 中川賢司代表取締役社長による挨拶

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京都大学iPS細胞研究所 中畑龍俊顧問による祝辞

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日本医療研究開発機構創薬戦略部医薬品研究課 塩川智規課長による祝辞

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長野県産業労働部 林宏行部長による祝辞

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中沢洋三遺伝子・細胞治療研究開発センター長による事業概要説明

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自治医科大学免疫遺伝子細胞治療学講座 小澤敬也名誉教授による基調講演

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基調講演の様子