利益相反の手続き研究者の方へ

信州大学医学部附属病院で治験を行う際は、治験に関わる医師全員が「臨床研究に係る利益相反自己申告書(概略)」にご記入頂き、信州大学 臨床研究に係る利益相反マネジメント委員会へ提出することが必須となりました。利益相反に関して適切な対応を取ることは、本来の使命たる教育・研究に対する責務が全うされていることを担保し、大学のインテグリティを維持・確保するとともに、産学官連携の健全な推進を図るために必要不可欠です*1。これを踏まえ、適切な申告をお願い致します。

*1 参考資料:科学技術・学術審議会・技術・研究基盤部会・産学官連携推進委員会・利益相反ワーキング・グループ報告書(平成14年11月1日)

申告者

企業治験および医師主導治験に関わる責任医師および分担医師 全員

申告の範囲

申請する者とその家族*2
*2 申請者と収入や財産を共有する立場にある2親等以内の親族について申告する必要があります

申告の対象期間

申告日から過去3年間に関する活動

提出方法・提出先

  • 臨床研究に係る利益相反自己申告書(概略)に記入
  • 臨床研究に係る利益相反自己申告書(概略)の「3.」において、
    ①すべて「無の場合」
    記入した臨床研究に係る利益相反自己申告書(概略)のみ提出
    ②1つでも「有」に○がつく場合
    「信州大学産学官連携推進本部の臨床研究に係る利益相反マネジメント規程」より
    臨床研究に係る利益相反自己申告書」にも記入し提出
    注意:個人情報保護のため、提出の際は厳封してください
  • 各治験の責任医師が1.2.についてすべてとりまとめ、臨床研究支援センターに提出
  • 臨床研究支援センターで新規治験ごとにとりまとめ、信州大学産学官連携推進本部へ提出

提出期限

  • 審査予定IRB開催日の2週間前;IRBの予定はこちらをご確認ください。
  • 責任医師を交代する場合や迅速審査等で新たに分担医師として治験に追加される場合も、審査の実施が決まり次第速やかに該当資料をご提出ください。

注意事項

  • 1つの治験を実施するごとに、毎回申請が必要です
  • 記入例を参考に正確に記載してください
  • 提出期限に間に合わないと、IRB審議にも影響しますので、必ず提出期限までにご提出ください

利益相反に関するお問い合わせ先

信州大学産学官連携推進本部
TEL:0263-37-3422(内線811-5842)
E-Mail:riekisohan@shinshu-u.ac.jp

参考