理事(総括担当(プロボスト))、副学長
永松 裕希

- 役職
- 理事(総括担当(プロボスト))、副学長
- 就任年月日
- 令和3年10月1日
令和3年10月1日付で、中村学長より、理事(経営企画、企画総括、点検評価)・副学長を拝命いたしました。信州大学において大きな改革が進められている中で、経営企画・企画総括・点検評価という重要な業務を担当することとなり、身の引き締まる思いでおります。
国立大学は、第三期中期目標期間後半から継続して「国立大学改革方針」に基づく議論がなされ、改革の新たな段階に入ろうとしております。本学におきましても「VISION2030」で示された目指すべき姿と取り組むべき課題、そしてそれらを踏まえた新学長のプランに基づく第四期中期目標・中期計画をしっかり進め、未来を見据えて大胆に改革していくことが求められております。経営企画、企画総括という役割から、第四期中の新たなプランを確実に推進するため、学長のリーダーシップのもと強靭なガバナンス体制の構築に資する執行組織の強化、部局横断型の調整機能の充実に努める所存です。加えて、大学を取り巻く状況は、複雑さとともにその変化のスピードも増し、長期的な展望のもとに、じっくりと準備し、重厚な計画の上で臨むスタイルから、環境や状況の変化への対応に「俊敏さ」「迅速化」がこれまで以上に必要となっています。正確な状況把握と短いタームでの計画修正、判断、評価とつなげ、循環させるスタイルを効果的に使うことで、諸々の課題に取り組みたいと考えています。
また、教育、研究並びに組織の運営に関して自ら行う点検評価の役割は、近年ますます大きくなり、客観的なデータに基づく自己点検・評価の結果の可視化とそれに基づく経営が求められています。さらに、文部科学省などへの各種事業への応募も外部より評価を受けるものであり、私は重要な評価と考えております。教職員の皆様の日々の取り組みの成果が、形となって示すことができるよう点検評価を計画的、継続的に進めるとともに、ステークホルダーに積極的な情報発信を図り、本学に対するより一層の理解と支持の獲得に努めたいと思います。
皆様のご協力をいただきながら、本学の充実・発展のために全力を尽くし、職責を果たしていく所存です。よろしくお願い申し上げます。
令和3年10月 永松 裕希
経歴
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昭和57年3月
横浜国立大学教育学部 卒業
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昭和59年3月
横浜国立大学大学院教育学研究科障害児教育専攻修士課程 修了 教育学修士
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昭和59年4月
神奈川県 公立学校教員
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昭和62年4月
横浜国立大学教育学部附属養護学校 教諭
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平成6年4月
神奈川県教育委員会 事務局
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平成12年4月
信州大学教育学部 助教授
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平成17年2月
博士(教育学)(東京学芸大学)
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平成18年10月
信州大学教育学部 教授
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平成23年4月
信州大学評議員(平成27年12月31日まで)
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平成26年4月
信州大学学術研究院 教授(教育学系)
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平成27年10月
信州大学学長補佐(令和3年9月30日まで)
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平成28年1月
信州大学学術研究院教育学系長(平成31年3月31日まで)
信州大学教育学部長(平成31年3月31日まで)
信州大学大学院教育学研究科長(平成31年3月31日まで) -
令和3年10月
信州大学理事・副学長(現職)