副学長(教育・附属学校)
村松 浩幸
- 役職
- 副学長(教育・附属学校)
- 就任年月日
- 令和6年10月1日
令和6年10月1日付で、副学長(教育・附属学校)を拝命いたしました。信州大学の教育の発展に向けて微力ながら尽力してまいる所存です。皆様のご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
教育に関しては、本学が掲げる「信州を学び、未来を拓く人材の養成」という目標の実現に向け、「教授から学習への転換」「学生の能動的・主体的学びの推進」「学修成果重視への転換」という3つの基本方針のもと、高等教育研究センターが中心になり、各部局と連携し、教育の質保証について全学的に長年取り組んできました。具体的には、「個別の授業の充実・改善」「教員チームによる各課程のアセスメント体制構築」「ポートフォリオシステムによる『学びの履歴書』の構築」です。また、大学院DPの整備や教学IRの基盤整備も進行中です。今後は、こうした本学の教育の質保証システムを一層円滑に機能させ、さらなる教育の質の向上に努めてまいります。その実現には、これまで以上に先生方や各部局との連携と対話が不可欠です。何卒ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
地域人材の育成を目指し、SPARC事業として採択・推進されている教育プログラム「ShinXia」も、準備からいよいよ本格展開の段階に突入いたしました。これについても各方面のご協力をいただきながら、円滑な事業運営を図るとともに、補助事業終了後を視野に入れた学内展開、さらには「一般社団法人信州アライアンス」における他機関との協働を積極的に推進してまいります。また、もう一つの課題は、高大接続の推進です。現在個別的に行われている高大接続の取り組みを、より組織的で体系的な対応へと進め、高校での学び、さらには小・中・高での学びを大学での学びへと円滑に連結させることで、大学教育の質の向上、そして未来を拓く人材の育成へとつなげていきたいと考えております。
附属学校については、教員志望者の減少や少子化といった学校教育現場の厳しい状況が続く中、附属学校の設置目的である「先導的な教育研究への取り組み」と「教育実習を通じた教員養成への貢献」を再確認し、時代の変化に対応した改革を着実に進めてまいります。DXを活用した教員の働き方改革をさらに推進・普及させるとともに、長野地区で進行中の「STEAM×キャリア教育」や令和7年度より開始される松本地区の小中一貫校化など、現代的な課題への取り組みにも積極的に対応していきます。そして、地域のモデル校として未来を見据えた附属学校を目指し、その成果をこれまで以上に広く発信し、地域社会に還元してまいります。
皆様のご支援を何卒宜しくお願い申し上げます。
令和6年10月 村松 浩幸
経歴
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昭和62年 3月
東京学芸大学教育学部 卒業
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平成元年 3月
東京学芸大学大学院教育学研究科修士課程 修了 修士(教育学)
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平成元年 4月
長野県 公立学校教員
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平成16年 4月
三重大学教育学部 助教授
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平成19年 4月
三重大学教育学部 准教授
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平成19年10月
信州大学教育学部 准教授
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平成22年 9月
博士(学校教育学)(兵庫教育大学)
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平成25年 2月
信州大学教育学部 教授
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平成26年 4月
信州大学学術研究院 教授(教育学系)(現職)
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平成28年 4月
信州大学教育学部附属次世代型学び研究開発センター長(令和4年3月31日まで)
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平成31年 4月
信州大学評議員(令和4年3月31日まで)
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令和 4年 4月
信州大学学術研究院教育学系長(現職)
信州大学教育学部長(現職)
信州大学大学院教育学研究科長(現職) -
令和 6年 4月
信州大学大学院総合人文社会科学研究科長(現職)
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令和 6年10月
副学長(現職)