副学長(特命戦略(グローバル・イニシアティブ))
金 翼水
- 役職
- 副学長(特命戦略(グローバル・イニシアティブ))
- 就任年月日
- 令和6年10月1日
令和6年10月1日付で、副学長(特命戦略(グローバル・イニシアティブ))を拝命いたしました。「信州と世界×卓越した教育と研究」をキーワードにグローバルリーダー育成の教育研究基盤整備と、世界的に広がる強い研究ネットワークの構築を目指します。
大学においての「グローバル・イニシアティブ」とはただの国際的な交流を意味するのではなく、グローバル時代を牽引する卓越した教育・研究・学事業務などを支える完全デジタル化によるグローバルスタンダードの推進により、人類と自然の共生に貢献するまで幅広く考える必要があります。また、単純に知識を伝える水準の大学ではなく、価値ある知識を生産し、先端知識の生産力量を確保しながら地域を基盤に世界の変化に適応・リードすることを意味するものと思います。定型化と標準化されたX(Xerox)型の人材ではなく、自ら価値を創出出来るY(Yield)型人材を育成する「Y型人材育成パラダイム」の形成は、これからグローバル時代の最も大事な大学の責任ではないかと思います。
まず、アース・ポジティブをけん引するJ-PEAKS信州大学のグローバルビジョンの形成による「世界から信州へ 信州から世界へ」を実践するために、国際的リーダーシップを発揮することが出来る信州型人材を育成し、信州と世界を繋ぐ元気で豊かな地域ハブを形成します。これは自然豊かな信州で地域課題を体験し、国内外の事例・研究成果を参考にして、協働しながら解決手法を探索することで、その効果や成果を世界的に広げることができるY型人材の育成を意味します。
常にグローバルスタンダードを意識しながら学生や教員・事務職員が一体化となった信州大学の強みを発揮する魅力ある信州の自然を国際化した教育と研究に充実させ、戦略的な世界研究ネットワークの推進に一層進めて参りたいと思っております。
皆様のご理解とご協力を頂きながら全力を尽くして参りたいと思っております。
ご支援とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。
令和6年10月 金 翼水
経歴
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平成 7年 2月
釜慶大学金属工学科 卒業
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平成10年 3月
名古屋大学大学院工学研究科材料機能工学専攻 修了 修士(工学)
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平成11年 9月
アメリカオークリッジ国立研究所 研究員
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平成12年12月
名古屋大学大学院工学研究科物質制御工学専攻 修了 博士(工学)
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平成14年 3月
韓国全北大学工業技術研究所 研究員
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平成15年 4月
韓国原子力研究所原子力材料技術開発部博士研究員
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平成15年11月
信州大学繊維学部 COE研究員
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平成18年 5月
信州大学繊維学部 講師
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平成19年 4月
信州大学繊維学部 准教授
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平成26年 4月
信州大学学術研究院 准教授(繊維学系)
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平成27年 4月
信州大学ライジングスター教員
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平成30年 8月
信州大学学術研究院 教授(繊維学系)(現職)
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令和 3年10月
信州大学先鋭領域融合研究群国際ファイバー工学研究拠点長(任期は令和7年3月31日まで)
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令和 3年10月
信州大学学長特別補佐(令和5年9月30日まで)
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令和 4年 4月
信州大学卓越教授(現職)
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令和 6年 4月
信州大学先鋭領域融合研究群繊維科学研究所長任期は令和7年3月31日まで)
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令和 6年10月
信州大学副学長(現職)