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教育ハイライト

  1. 信州大学・福井大学・京都工芸繊維大学が大学院修士課程「繊維・ファイバー工学コース」で連携教育
注目の教育
2018年3月26日(月)

信州大学・福井大学・京都工芸繊維大学が大学院修士課程「繊維・ファイバー工学コース」で連携教育

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 信州大学、福井大学、京都工芸繊維大学では、大学院修士課程の「繊維・ファイバー工学コース」で連携教育を行っています。他大学の研究室に滞在するアカデミックインターンシップは、コースの目玉科目で、昨年も夏休み期間を使って、三大学間で学生達が交流しました。
 総合理工学研究科 繊維学専攻 先進繊維・感性工学分野 先進繊維工学ユニットの西松・金井研究室では、福井大学修士1年の加藤弘樹さんが、ワイシャツの生地を摩擦、圧縮、曲げなどの観点で実験し、目に見えない”着心地”を数値化して評価する実習を行いました。加藤さんは「自分の専門は化学系ですが、将来は繊維系の企業で働くことを考え、今回のインターンシップを希望しました。この経験が活かせると思います」と話してくれました。
 写真撮影では、皆で「糸に撚りをかける」繊維学部ならではの決めポーズ。和気あいあいとした雰囲気で楽しそうでした。感性工学ユニットの上條研究室には、京都工芸繊維大学修士1年の大石莉佳子さんと重野能経さんが滞在しました。大石さんは、マットの硬さと接触感を数値化する研究、重野さんは、光の視認性(見やすさ)を調べる研究を行い、人の感性を測ってものづくりに活かすことを学びました。2人は「これまでは物を作る側の視点が中心だったが、今回のインターンシップで、ユーザーの視点を活かしたものづくりという新しい視点が得られました」、「信州の食べ物は美味しく、とにかく楽しかったです。信州にまた来たいです」と充実した滞在になったようです。上條研究室のメンバーも「2人のおかげで、研究室がとても明るくなりました」と話してくれました。上田での滞在が、貴重な体験となることを願っています。

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