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大学院総合理工学研究科電子情報システム工学分野修士課程1年小池悠大さん（電子情報システム工学科田久研究室所属）が、電子情報通信学会の国際会議ICETC2023（International Conference on Emerging Technologies for Communication）においてStudent Presentation Award (Poster)を受賞しました（2023年11月30日）。本賞は、査読審査を通過し、ポスター発表かつ学生が筆頭著者の研究の中で優れた発表に対して選出されます。

対象論文詳細
Yudai Koike, Osamu Takyu, "Proposal of Transmission Frequency Switching Method Based on Correlation with Sensing in LPWA"

受賞対象となった研究成果は、現在信州大学と塩尻市との共同で進められているフレキシブルLPWAN（Low Power Wide Area Networks）の環境モニタリングにおける社会実証の研究成果です。本研究では、複数センサが通知した観測情報の類似性（空間相間関係）を分析し、高い相間関係にあるセンサの集約頻度を切り替えることで、送信量の削減を実現しました。これにより、周波数利用効率の改善につながる成果となります。
同研究成果は、総務省受託研究（SCOPE JP205004001）の成果によるものです。