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　地域のデジタルトランスフォーメーション（DX）を産学官連携で推進する「信州DX推進コンソーシアム」の2023年度第3回総会が2023年11月9日に開催されました。同コンソーシアムは「DX人材育成」および「デジタル技術を活用した新しいサービスの創出」を主なテーマに2022年度から活動をスタートしており、活動の幅が徐々に広がっています。
　今回の総会では、大学からは12月からスタートする企業向けリカレント教育や、11月24日に実施する自治体向けDX人材育成講座、総務省事業に採択いただき実証を進める「地域デジタル基盤活用推進事業」の進捗状況など多岐にわたり事業紹介や報告をしました。また、地域医療DXをテーマとして、医学部増木教授が研究するインターバル速歩トレーニングや工学部二上特任教授が研究する3 次元加速度センサを用いた歩行評価に関する研究なども紹介させていただきました。企業側からはソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社様より通信システムELTRASのご紹介、KDDI様からデジタルディバイド解消に向けた取り組みなどご発表いただきました。
　本コンソーシアムは、DXにより地域の諸課題を解決し、地域の人々が安心して暮らせる持続可能な地域社会の形成を目的としており、11月9日時点で51団体の自治体・企業・教育機関が参画しています。今回ご紹介した事業などコンソーシアム参画団体の皆様とも連携し推進してまいります。