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  1. 台湾・国立成功大学を信州大学が訪問
国際交流
2025年12月11日(木)

台湾・国立成功大学を信州大学が訪問

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会談後の両学長・副学長による記念撮影

2025年11月21日、信州大学の中村宗一郎学長,林靖人副学長らが台湾・台南市に所在する国立成功大学を訪問しました。国立成功大学は、本学が加盟する「日台大学地方連携及び社会実践連盟(TJ Alliance)」の会員校であることから、今回の訪問につながりました。

国立成功大学は、1931年に創設された9つの学部を擁する総合大学で、台湾政府が指定する「国立研究大学」6校の一つとして、台湾を代表する研究大学であり、ノーベル物理学賞受賞者のサミュエル・ティン博士や、第8代中華民国総統の頼清徳氏など、国際的に活躍する人材を輩出しています。

両大学の学長による挨拶の後、両校の特色や取り組みを紹介するプレゼンテーションが行われました。あわせて、大学の知見を社会に還元するUSRの理念や、水資源管理と産業・生活の両立といった地域課題について意見交換が行われました。水資源分野においては、半導体産業が集積する台南地域の状況を踏まえ、本学が強みとする水環境・水循環・エネルギー分野の研究を基盤とした共同研究や人材交流の可能性について意見が交わされました。

午後には、大学の社会的責任(USR: University Social Responsibility)の取り組みとして、同大学の教員・学生が関わる高齢者の社会参加プロジェクト「Oh Old!」を視察し、地域資源を生かした社会連携の実践例について理解を深めました。さらに、台南市内の歴史的な街並みが残る神農街周辺を訪問し、伝統的な景観の保存と観光活用の両立について、同大学関係者から説明を受けました。

今後、両大学の特色を生かしつつ連携し、地域活性化・社会実践を推進していくことが期待されます。

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成功大学のシンボルツリーのガジュマル

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成功大学の教員・学生が関わる高齢者の社会参加プロジェクト「Oh Old!」視察