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総合理工学系研究科工学専攻機械システム工学分野2年の百瀬雄哉さん(吉野・鈴木研究室)が、2023年8月24～26日に北海道大学で開催された混相流シンポジウム2023において、日本混相流学会ベストプレゼンテーションアワードを受賞しました。

受賞題目：「改良二相系格子ボルツマン法による二体液滴衝突における回転分離の数値計算」

発表概要：液滴の衝突現象はエンジン内の燃料噴射などで見られる現象であり、液滴の相互作用を解明することはとても重要です。
しかし、二つの液滴が衝突後に合体・回転してから分離する「回転分離」と呼ばれる現象については、まだ解明されていない点が多くあります。
本研究では、微視的な観点から複雑な混相流現象を捉えることができる数値シミュレーションによって、「回転分離」における液滴の挙動を調べました。その結果、液滴の衝突の仕方を変えることで、液滴の挙動や混ざり方も大きく変わることがわかりました。