2022年12月26日(月)
キルギス国際大学理事長らが信州大学を訪問
2022年12月14日、キルギス国際大学のアイダラリエフ・アシルベク理事長(キルギス共和国政府首相補佐官兼特命全権大使)と、マクサット・アナルバエフ国際関係学長補佐が、信州大学を訪問し、中村学長をはじめ本学関係者と懇談しました。
信州大学とキルギス国際大学は、2016年10月に大学間協定を締結して以来、山岳科学研究拠点と同大学との、キルギス協和国テンシャン山脈でのユキヒョウやアカシカの生態調査や、同国でのオオカミによる獣害調査などの共同研究が行われてきました。
山岳科学における研究交流に加え、医学部など他分野における研究交流や学生交流の可能性について意見交換を行いました。
学長との懇談の席で、アイダラリエフ理事長より、野生の羊「アルガリ」の角で作られた彫刻が贈られました。中央アジアの山岳地域に生息するユキヒョウやアルガリがかたどられた立派な彫刻は、泉山茂之山岳科学研究拠点長の山岳科学研究への貢献を称えて贈られたもので、大変貴重で栄誉あるものです。
懇談後は、信州大学中央図書館の山岳関係の特別コレクション「小谷コレクション」を、東城幸治図書館長がご案内し、富士山の和古地図や、大型本の型をした箱に納められたインド・ヒマラヤ地方の調査報告図版などの貴重書をご覧いただきました。
今後の両大学の研究・教育の特色や強みを生かした大学間学術交流の発展・拡大が期待されます。