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  1. 仏リール大学サテライトオフィス in 信州大学 開設セレモニーを開催
国際交流
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2018年7月18日(水)

仏リール大学サテライトオフィス in 信州大学 開設セレモニーを開催

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出席者一同で記念撮影

 平成30年7月12日、長野(工学)キャンパスで仏リール大学サテライトオフィス in 信州大学開設セレモニーおよび両大学の連携強化に向けた会議が行われました。
 信州大学とフランスのリール大学は、2014年2月に大学間学術交流協定を締結して以来、計算知能分野を中心とした国際共同研究と教育(グローバルな人材育成)に取り組んできました。2017年7月には、国際連携ラボ(LIA-MODO)をリール大学内に設置しましたが、この度、リール大学からの依頼により、同大学のアジア初の拠点となるサテライトオフィスを信州大学工学部内に設置し、国際連携ラボを中心とする国際学術交流活動の一層の活性化を図ることとなりました。
 フランス側からは、リール大学のフランソワ・オリヴィエ・セイ副学長、在日フランス大使館科学技術参事官のジャン・クリストフ・オフレ氏など計8名が出席。本学からは濱田州博学長、田中清副学長(国際交流担当)など計8名が出席しました。
 セレモニーに先立って行われた会議では、田中副学長より両大学間の連携実績や今後の連携に係るプレゼンが行われた後、リール大学のセイ副学長からサテライトオフィスの設置により目指すものについて話がありました。さらに、フランス大使館のオフレ氏、フランス国立科学研究センター(CNRS)東京事務所長のマルヴァル氏から、今後の日仏協働による学術交流活動に対する支援についてプレゼン等が行われました。
 その後、サテライトオフィスの開設セレモニーが行われ、関係者立ち合いのもと、サテライトオフィスとして使用する部屋に銘板が設置されました。
 リール大学のセイ副学長は、「計算知能分野での共同研究にとどまらず、ビジネスや経済、情報など幅広い分野で学生の派遣を行うとともに、信州大学からの受け入れも増やしていきたい」と今後の連携強化への期待を表明。濱田学長からは、「学生交流に加えて研究交流がより活発となることで、共同研究等の成果がさらに上がることを期待する」との発言がありました。また、フランス大使館のオフレ氏からは「日本とのコラボレーションはフランスにとって重要であり、両大学による先導した取り組みに期待したい」との発言がありました。
 なお、同12日午後と翌13日には、同キャンパスにおいて、国際連携ラボ(LIA-MODO)主催で「第1回大規模最適化のための計算知能に関する国際ワークショップ」(CIMO 2018)も開催され、計8か国から著名な研究者や大学院生が参加しました。

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サテライトオフィスに銘板を設置する濱田学長(左)とセイ副学長(右)

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会議の様子

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(左から)リール大学 フランソワ・オリヴィエ・セイ副学長、在日フランス大使館科学技術参事官 ジャン・クリストフ・オフレ氏、フランス国立科学研究センター(CNRS)東京事務所長 ジャック・マルヴァル氏、濱田州博学長、田中清副学長(国際交流担当)