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　平成30年4月19日、スリランカ･ケラニヤ大学との協定締結を記念したスリランカ・セミナーが開催されました。このセミナーは、今年度からスタートした全学横断特別教育プログラム「グローバルコア人材養成コース」における「国際技術論」の講義として行われました。また、経法学部から英文講読を受講する学生を中心に多くの学生・教員が聴講していました。

　冒頭、D. M. Semasinghe (D.M. セマシンゲ)学長から挨拶があり、信大生に「ケラニヤ大学にぜひ来てほしい」とのメッセージが送られました。
　続いて3人の講師による講義が行われ、最初に日本貿易振興会（JETRO）の奥村明子長野事務局長が「スリランカの経済と産業」について解説しました。奥村事務局長は「海外に行くことがあったら、どこにビジネスチャンスがあるのかというマインドで眺めてみてほしい。」と学生にアドバイスしました。
　次に、ケラニヤ大学のRatnayaka Mudiyanselage Patrick Ferdinands (パトリック・ラトナーヤカ) 人文学部長が「スリランカの文化」について講演しました。スリランカの歴史・行事・民俗・食文化・芸術・経済について、日本語堪能なラトナーヤカ学部長によりユーモアを交えながら紹介されました。
　最後に、国際協力事業団（JICA）の亀井温子南アジア部参事役・南アジア第三課長が、「日本・スリランカの関係」について講演し、日本からスリランカへの様々な支援事例が紹介されました。
　約120人の参加者が講演に耳を傾け、セミナーは大盛況のうちに終了しました。