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PLAN the N・E・X・T
3つのGとLで実現する信州「独創の知」

(PLAN the N・E・X・Tは2016年から2021年まで実施しました。)

PLAN the N・E・X・Tについて

 PLAN the N・E・X・T(※)は、2016年から2021年までの第3期中期目標期間において、信州大学が、確実にかつ最大限の成果を上げるために取り組んだ具体的な行動計画であり、実行体制です。

 大学運営の基本方針『3つの「G」と3つの「L」』のもと、各理事・副学長がそれぞれの担当分野における『具体的な施策"Method"』を推進することにより、多様性を育む信州の地において、際立つ「独創の知」の実現を目指しました。

 2016年にPLAN the N・E・X・T『2016-2018』を策定・実施し、2019年にはその成果を踏まえ、信州大学が次のステージにワンランクアップすることを目標として、PLAN the N・E・X・T『2019-2021』を策定・実施しました。

PLAN the N・E・X・Tの「N・E・X・T」には、「New Evolution × Triple G&L」という意味を持たせました。

第3期中期目標期間中の大学運営の基本方針『3つの「G」と3つの「L」』

Green
信州の山々に囲まれた、清涼で緑豊かな、じっくりと物事を考えることのできる環境を活用し、独創性豊かな人材を育成します。また、環境保全・環境共生等に関する研究を推進し、それをもとに環境マインドを持った人材育成を系統的に行います。
Global
海外からの留学生の受入と日本人学生の海外への派遣を戦略的に行い、国際的な視点をもって世界で活躍する人材を育成します。また、海外大学・研究機関等と積極的に交流して国際共同研究を推進し、研究レベルの向上を図ります。
Gentle
未来を支える人材の第一の条件は人や社会に対する優しさであり、気品高く、穏やかに、落ち着いて物事を考えることができる人材を育成します。また、大学内外の様々な人が優しく触れ合うことができる安全で安心なキャンパスづくりを目指します。
Local
長野県内4地域に点在する5つのキャンパスを最大限に活かし、それぞれのキャンパス、それぞれの市町村に特徴的な社会貢献を行います。特に、次世代のまち・ひと・しごと創生で戦略的な役割を果たします。
Literacy
語学、情報、歴史など様々な教養を身につけ、それらの活用能力を培うことができるカリキュラムを提供します。また、研究を通してこれまで分からなかったことの解明やできなかったものの創造を行い、次世代の教養を構築します。
Linkage
部局を越えて教職員や学生の連携を強め、様々な視点から教育・研究・社会貢献が行える体制を構築します。また、国内外の大学・研究所・医療機関との連携、様々な企業や自治体との産学官連携、地域の方々との連携、卒業生との連携等、様々な連携を強固にし、教育・研究・社会貢献のグローカル拠点を構築します。

PLAN the N・E・X・T成果報告書 「目標・計画の具体的な内容公表を目指して」

 国立大学法人は、文部科学大臣が定める6年間の中期目標に基づき、中期計画及び年度計画を策定することが義務付けられています。また、中期目標・中期計画の公表義務も定められています。

 第2期中期目標期間(2010年度~2015年度)には、PLAN the"FIRST"が作成され、理事及び副学長がそれぞれの担当する目標と計画を実行するための具体的なMethodが示されました。FIRSTは、the Forest of Intellectual Resources for Sustainable Tomorrowの頭文字で、持続可能な明日のための知の森づくりを表現しています。第3期中期目標期間(2016年度~2021年度)では、それを引き継ぎ、PLAN the N・E・X・Tを作成し、目標・計画の具体的な内容公表を行いました。N・E・X・Tには、New Evolution×Triple G&Lという意味を持たせています。大学運営の基本方針である3つの「G」(Green、Global、Gentle)と3 つの「L」(Local、Literacy、Linkage)をもとに大学を新たに進化させるという意味を込めています。どちらのPLANも学内外の様々なステークホルダーの皆様に、大学の運営方針に基づいた具体的な目標と計画を分かりやすく説明するためのものです。

 そして、本成果報告書では、PLAN the N・E・X・Tで示した目標の達成度をまとめました。これにより、第3期中期目標期間中に信州大学がどのように進化したか学内外の様々なステークホルダーの皆様と共有できればと思っております。その上で、さらに見直しを行い、次(N・E・X・T)に繋げていきたいと考えています。ステークホルダーの皆様には、引き続きご支援・ご協力賜りますよう心よりお願い申し上げます。

信州大学長

Hamada Kunihiro

自己評価の結果について

 PLAN the N・E・X・T成果報告書では、担当の理事・副学長が示した目標・行動計画の達成度を自己評価しています。2016年~2021年の全期間を通じ、S評価が50%(28件)、A評価が48%(27件)となりました。自己評価ではありますが、本PLANの実施によって得られた成果は、大きいものと判断します。

【参考:自己評価の指標】
S評価:計画の達成に加え、それ以上の成果があった
A評価:計画が達成された
B評価:想定した達成状況ではないが、達成と同等の成果が得られた
C評価:計画が達成できなかった

デジタルパンフレット

PLAN the N・E・X・T 2019-2021
 学長のリーダーシップのもと各理事・副学長が第3期中期計画を具体的施策としてどのように実施していくかを示しました。
 大学運営の基本方針『3つの「G」と3つの「L」』のもと、各理事・副学長が『具体的な施策"Method"』を推進することにより、際立つ「独創の知」を実現します。