信州大学動画チャンネル
- トップ
- 信州大学について
- 広報・刊行物
- 信州大学動画チャンネル
- 特許紹介映像シリーズvol.7 真空加圧含浸法による多孔質材料への固体の封入
教育・研究
2022年9月6日(火)
特許紹介映像シリーズvol.7 真空加圧含浸法による多孔質材料への固体の封入
信州大学の研究シーズを技術移転する信州TLOとのコラボで制作した、特許技術「見える化」映像シリーズの第7弾。
今回ご紹介するのは信州大学学術研究院(繊維学系)根岸 淳准教授(教員紹介へのリンク)が開発した特許。
現在3次元的な組織再生のための足場材料として「多孔質材料」が使用されていますが、実際は細胞がなかなか入っていかない「浸潤不全」という問題が指摘されており、この課題を、食品や金属の加工に使われる「真空加圧含侵(がんしん)法」と呼ばれる技術を用いて一挙に解決しました。
複合化生体材料、3次元組織の再生用材料、細胞機能の解析手法などに活用いただける画期的な特許で、現在、試薬メーカーや研究開発関連会社に向けたキットの設計も進めています。