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　信州大学は、特定分野における世界トップレベルの研究力と卓越した地方創生力を具備した大学としての地位を確たるものにするため、専門人材による、①リアルタイムな情報収集と解析、②エビデンスに基づく実効性ある戦略プランの策定、③プラン実行のための部局横断マネジメント、④抜本的課題解決に資するシナリオの共同提案・実行をすべく、本年３月１日付で大学総合司令塔＝アドミニストレーション本部を設置した。当該本部はCxO体制によって運営され、CEOは中村学長が務めることとし、COOには永松理事、CEDO(Chief Educational Officer)には平野理事、CREO(Chief Research and Extension Officer)には向理事、そしてCSO（Chief Strategy Officer）には杉原副理事が就任した。アドミニストレーション本部を支えるのは、学長戦略室とIR支援室であり、実行部隊にはURA (University Research Administrator)に加え、UA（University Administrator）、IRer（Institutional Researcher）及びUEA（University Education Administrator）の新人材である。
　これらの職種のうち、教学関係の事業を戦略的に推進し、地域の特性を生かした新たなプロジェクトの創造・企画を行うUEAを教育力強化のための新たな取組の目玉と位置づけている。このたび着任した＝写真＝当該UEA３名を中心に、研究を基軸にした産学連携のみならず、教育を基軸にした産学連携、例えば、時代のニーズ、社会、地域企業あるいは産業界の要請にこれまで以上に対応した教育プログラムを提供するための「リスキリング教育短期プログラム制度」を推進していく。
ちなみに、アドミニストレーション本部の愛称はアース（Administrative Headquarters at Shinshu University, AHSU(アース)）。私たちが暮らす母なる惑星「地球」にちなんで名付けている。