信州大学アクア・リジェネレーション機構と金沢大学能登里山里海未来創造センターとの連携協定締結式を実施
2026年1月22日、信州大学アクア・リジェネレーション機構と金沢大学能登里山里海未来創造センターは「創造的復興に向けたオフグリッド実証実験に関する連携協定」の締結式を金沢大学にて行いました。
本協定の締結により、J-PEAKSで研究力を強化している本学のアクア・リジェネレーション分野において、海外の水課題解決だけではなく、国内中山間地や災害等で孤立した地域での水課題に対してアプローチすることで地球の水環境の再生を目指していきます。
協定締結の経緯
金沢大学は、能登半島地震の被災地である珠洲市において、エネルギー供給、水供給、汚水処理、通信を点でまかなうインフラとしてパッケージ化した自立分散型コミュニティプラントの実証プロジェクト(構築・導入)を開始しています。このプロジェクトでは、集落におけるインフラの強靭化・低コスト化と、コミュニティの持続性が確保できるレジリエンスな地域形成モデルを構築し「災害に強いまちづくり」の実現を目指しており、信州大学に水供給の分野について協力依頼がありました。
J-PEAKSで研究力を強化している本学のアクア・リジェネレーション分野において、海外の水課題解決だけではなく、自立的な水供給課題の解決は地球の水環境の再生に資するため、大学のビジョンとも合致すると考え、地下水現地調査・分析を行いながら協働について金沢大学と検討を進めています。
金沢大学との連携協定締結により、強固な連携体制のもと現地課題の深堀りや現地活動等を円滑に進めるとともに、能登地区だけでなく災害対応や社会インフラの老朽化対策など実情に即した解決策の提案を共同で実行し、信州大学の技術を社会実証するため、本協定の締結に至りました。
協定の概要
有効期間: 2026年1月22日 ~ 2030年3月31日
本協定では、両機関の連携のもと、それぞれの知見と資源を活用した取組みを通じて、令和6年能登半島地震および令和6年奥能登豪雨からの創造的復興に資するとともに、人口減少が進む地域における実証実験を踏まえたオフグリッド集落の構築に寄与することを目的としています。
連携事項は以下のとおりです。
(1) 自律分散型コミュニティプラントにおける持続可能な水供給及びエネルギー
供給等に関すること
(2) オフグリッド技術の実装を通じたレジリエントな地域づくりのための実証実験の推進に関すること
(3) 災害後の復興地域における生活インフラの再構築と地域資源の活用に関する
こと
(4) その他、創造的復興とオフグリッド実証実験の推進に関して両者が必要と認める事項
なお、本協定は両者が合意した場合に延長することができます。
