メインコンテンツへ移動

メニュー
閉じる
閉じる

トピックス

  1. 「第15回 CSJ化学フェスタ 2025」J-PEAKSをテーマにしたコラボレーション企画に参加
研究
2025年11月17日(月)

「第15回 CSJ化学フェスタ 2025」J-PEAKSをテーマにしたコラボレーション企画に参加

14762_image_1-thumb-320xauto-226330.jpg

挨拶する仁科教授

 本学は、1024日に15 CSJ化学フェスタ 2025において、岡山大学が開催した地域中核・特色ある研究大学強化促進事業(J-PEAKS)で推進する、大学のビジョン達成に向けた取り組み」と題したコラボレーション企画に、J-PEAKS研究群の一つとして、奈良先端科学技術大学院大学、山梨大学とともに参加しました。

 本企画では、広く化学関連の研究開発や、研究拠点支援、大学の制度改革などについて、J-PEAKS採択大学同士で発表、議論を行い、今後の各大学のビジョン実現に向けての情報共有が行われました。
 冒頭、岡山大学学術研究院先鋭研究領域(異分野基礎)の仁科勇太教授がJ-PEAKSについての紹介を含めた挨拶を行いました。その後、本学アドミニストレーション本部の土井達也准教授(URA)が「J-PEAKSを通じたアクア・リジェネレーション機構の信州発グローバル拠点化に向けて」、奈良先端科学技術大学院大学データ駆動型サイエンス創造センターの藤井幹也教授が「奈良先端大のJ-PEAKS取り組みと化学業界」、山梨大学研究推進・社会連携機構の鈴木美季URAが「グリーン水素研究拠点新設をブレイクスルーとする山梨大学の研究力強化の試み」、岡山大学研究・イノベーション共創機構の河本雅紀副機構長が「J-PEAKSを活用した大学経営改革~地域と地球の未来を共創する研究大学を目指して~」と題して、各大学が進めるJ-PEAKSの取り組みなどをそれぞれ報告しました。
 また、その後、岡山大学研究・イノベーション共創管理統括部研究協力課の山本聖二課長がファシリテーターを務めるパネルディスカッションも開催し、研究者の研究時間確保やJ-PEAKSの取り組みにかかる学内への波及など、さまざまなテーマで意見交換が行われました。

doi_fujii.jpg

発表する土井URA(左)、藤井教授(右)

suzuki_kawamoto.jpg

発表する鈴木URA(左)、河本副機構長(右)

14762_image_4.jpg

パネルディスカッションの様子

 本件は、2023年12月に本学が採択されたJ-PEAKSを契機として、本学が重点的に取り組んでいるアクア・リジェネレーション(ARG)分野の活動の一環です。
 本事業では、信州大学が強みとする世界トップレベルの材料研究を核に、水の浄化や水由来のグリーン水素エネルギーといった革新的技術を活用し、循環型・地産地消型の持続可能なエコシステムを「アースポジティブ」な取り組みを通じて構築することで、人々の命と豊かな暮らし、産業を支え、ひいては経済成長と地球再生の両立を目指しています。

<参考URL>
J-PEAKSの概要と、本事業で信州大学が目指すビジョン
https://www.shinshu-u.ac.jp/topics/2024/01/j-peaks.html
信州大学アクア・リジェネレーション機構
https://www.shinshu-u.ac.jp/institution/arg/index.html