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  1. 太田亘さんが第54回中部化学関係学協会支部連合秋季大会においてBCSJ賞を受賞
研究
2024年1月16日(火)

太田亘さんが第54回中部化学関係学協会支部連合秋季大会においてBCSJ賞を受賞

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2023年11月11-12日に三重大学工学部で開催された第54回中部化学関係学協会支部連合秋季大会において、大学院総合理工学研究科工学専攻物質化学分野修士課程1年の太田亘さん(錦織・影島研究室)がBCSJ賞を受賞しました。

【発表題目】液相中セルロースの直接酸化を志向した可視光応答性WO3光アノードの開発

【発表者】○太田亘、影島洋介、錦織広昌

【研究概要】エネルギー・環境問題の解決策の一つとして、再生可能エネルギーの有効利用が望まれています。当研究室では、太陽光エネルギーを利用することで、廃棄されるバイオマス資源の大部分を占めるセルロースから効率的に電気や水素エネルギーを取り出すことが出来る、次世代のエネルギーシステムの構築を目指しています。本研究では、適切な保護層を光触媒電極に修飾することで、強塩基環境下におけるセルロース酸化に活性な可視光応答性光アノードの開発を試みました。WO3粉末から成る光アノードだけでは強塩基環境下で光電流を示さなかったのに対して、RuO2を保護層として修飾することでセルロース酸化に起因する光アノード応答が発現することを見出しました。