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トピックス

  1. 工学部の中内宙弥研究員、天野良彦教授、田川聡美助教の論文がACS Sustainable Chemistry & EngineeringのSupplementary Cover Artに採択
研究
2023年11月14日(火)

工学部の中内宙弥研究員、天野良彦教授、田川聡美助教の論文がACS Sustainable Chemistry & EngineeringのSupplementary Cover Artに採択

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左:中内宙弥研究員 右:田川聡美助教

工学部の中内宙弥研究員、天野良彦教授、田川聡美助教の論文がアメリカ化学会のACS Sustainable Chemistry & Engineering誌(インパクトファクター:9.224)のSupplementary Cover Artに採択されました。
本論文は、キノコの子実体から菌糸の構造を破壊することなく脱色された菌糸繊維を抽出する新しい方法について報告したものです。近年、材料としての用途に注目を集めるキノコについて、その子実体からマイクロメートルスケールの繊維材料(菌糸パルプ)を獲得する手法を確立しました。得られた菌糸パルプは成形性が高く、さまざまな用途への応用が期待されます。なお本研究の一部は一般財団法人信州大学部工学部若里会研究助成金のサポートを受けて行われたものです。

論文タイトル:Preparation of Mycelium Pulp from Mushroom Fruiting Bodies
著者:Hiroya Nakauchi, Yoshihiko Amano, Satomi Tagawa
論文情報:Sustainable Chemistry & Engineering, 2023, 11, 44, 15789-15794
DOI: 10.1021/acssuschemeng.3c04795
https://doi.org/10.1021/acssuschemeng.3c04795