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  1. 菅博幸教授、戸田泰徳准教授らの論文がChemical Communications誌のOutside Front Coverに採択
研究
2023年1月23日(月)

菅博幸教授、戸田泰徳准教授らの論文がChemical Communications誌のOutside Front Coverに採択

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工学部物質化学科の菅博幸教授、戸田泰徳准教授らの論文がイギリス王立化学会のChemical Communications誌(インパクトファクター:6.065)のOutside Front Coverに採択されました。

本論文は、縮環型ヘキサヒドロ-1,2,4,5-テトラジンの合成および構造についての研究成果をまとめたものです。縮環型ヘキサヒドロ-1,2,4,5-テトラジンの3次元構造を詳しく解析した結果、回転異性体が得られることを見出しました。さらに、その異性化のメカニズムを量子化学計算により明らかにしました。また、計算結果に基づき、異性化が起こりにくい分子を設計することで、シリカゲルカラムクロマトグラフィーでも分離可能な回転異性体を合成することができました。Coverは、高速液体クロマトグラフィーによる分析と計算により明らかにしたメカニズムに関する内容をイメージ化しています。工学部技術部の菊地理佳氏、助川公哉氏が単結晶X線構造解析を行い、反応生成物の3次元立体構造を決定しました。なお、本研究は科学研究費補助金のサポートを受けています。