2022年9月16日（金）
佐藤光秀助教が「電気学会産業応用部門優秀論文発表賞」を受賞
左 高沢技術職員 右 佐藤助教
工学部 電子情報システム工学科 水野・佐藤研究室の佐藤光秀 助教が「電気学会 産業応用部門優秀論文発表賞」を受賞しました。
当研究室では、モータの損失改善に関する研究を進めています。モータには低速回転から高速回転までの幅広い運転領域の高効率化が求められています。
本論文では、磁性粉と樹脂を混合した「磁性コンポジット材」をモータ回転子に挿入した可変界磁モータを提案しています。
磁性コンポジット材の飽和磁束密度・比透磁率の低さを逆に利用することで、96%の最大効率領域が2倍以上拡大可能(従来モータ比)であることを明らかにしました。
受賞対象となった発表論文は以下のとおりです。
「磁性コンポジット材を用いた可変磁束モータの提案」
佐藤 光秀、高沢 渓吾、堀内 学、増田 良健、吉田 亮、水野 勉（信州大学）、楡井 雅巳（長野高専）
電気学会回転機研究会資料、RM-21-106、pp. 23-28、2021
