2021年11月15日(月)
工学部にサーキュラーエコハウスが完成
水・エネルギー・物質を循環利用するサーキュラー(循環型)エコハウスが長野(工学)キャンパスに設置され、11月9日(火)に設置披露及び見学会が行われました。中村宗一郎学長をはじめ、エコハウス設置にご協力いただいた企業の皆様にもご参列いただきました。
このサーキュラーエコハウスは各企業と共同研究開発する様々な循環型デバイスを設置しており、技術実証の拠点となります。災害時でも必要な機能が維持され、安全・安心な生活を堅持するとともに、山岳地・過疎地・島嶼部・発展途上国等でも速やかに導入できる分散型インフラとしての活用を想定し、すべての市民が自然と共存する循環型社会を実践することで、持続的かつ安心して暮らせる世界を実現します。今後は、エコハウスを3棟増設し、エコハウス4棟よりなるゼロカーボンスクウェアを形成し、学生や教職員、地域住民の皆様にサーキュラーなライフスタイルに触れていただくことを予定しています。すべての人がかかわることで、シンのサステナリビング(安全・安心が担保された持続可能な暮らし方)を探求し、さらに実証実験を加速させてゆきます。
また、工学部内には、エコハウスにおいて実証する技術の研究開発を行う「サーキュラーエコラボ」も設置され、同日公開するとともに、本格運用を開始しました。